立秋はいつ?意味と暮らしの楽しみ方をわかりやすく

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立秋はいつ?2026年は8月7日

2026年の立秋は8月7日(金)です。立秋は毎年8月7日前後にあたり、暦の上ではこの日から秋が始まります。

まだ真夏の暑さが続く時期ですが、立秋を過ぎると朝夕の風にわずかな涼しさを感じる日が増えてきます。暑中見舞いを出す予定がある方は、立秋の前日までに届くよう手配しておきましょう。

立秋の日付は毎年変わる?決め方の仕組み

立秋の日付は、太陽の位置(黄経)によって決まります。地球から見た太陽の通り道を「黄道」と呼び、太陽がこの黄道上で黄経135度に達する瞬間を含む日が立秋です。

この計算は国立天文台が毎年行い、「暦要項」として前年2月に発表しています。太陽の動きは年によってわずかにずれるため、立秋が8月7日になる年と8月8日になる年があります。

太陽黄経とは、春分点を起点(0度)として太陽が黄道上をどれだけ進んだかを示す角度のことです。立秋は135度、春分は0度、夏至は90度にそれぞれ対応しています。

2024年〜2028年の立秋一覧

立秋の日付曜日
2024年8月7日水曜日
2025年8月7日木曜日
2026年8月7日金曜日
2027年8月8日日曜日
2028年8月7日月曜日

2027年だけ8月8日にずれるのは、太陽が黄経135度を通過するタイミングが日付をまたぐためです。

夏の空と入道雲、少しだけ秋の気配を感じる風景

立秋とは?意味と由来

立秋は二十四節気のひとつで、「秋が立つ」、つまり秋の気配が現れ始める日を意味します。夏の盛りに秋の始まりを告げる、少し不思議な節気です。

二十四節気における立秋の位置づけ

二十四節気は、1年を春夏秋冬それぞれ6つの節気に分けた暦のしくみです。立秋は秋の最初の節気にあたり、大暑の次、処暑の前に位置しています。

秋の六節気

立秋 → 処暑 → 白露 → 秋分 → 寒露 → 霜降

二十四節気は古代中国で生まれ、日本には飛鳥時代に伝わりました。農作業の目安として長く使われてきた歴史があります。

「秋が立つ」の本来の意味

「立」には「始まる」という意味があります。立春・立夏・立秋・立冬はいずれも季節の始まりを告げる節気で、あわせて「四立(しりゅう)」と呼ばれます。

「真夏なのにどうして秋?」と感じる方も多いかもしれません。これは二十四節気がもともと旧暦(太陰太陽暦)の時代に作られた暦だからです。旧暦では7月が秋の始まりとされていました。現在の新暦(太陽暦)に当てはめると、体感とのずれが生じるのは自然なことです。

立秋は「もう秋になった」のではなく、「ここから少しずつ秋に向かう」という合図です。ピークを過ぎたあとの変化に気づく、昔の人の繊細な季節感が表れています。

立秋の七十二候

二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候」では、立秋はおよそ15日間を3つの候に分けています。季節の移り変わりを自然の風景で描いた、詩的な暦です。

初候「涼風至(すずかぜいたる)」

8月7日頃〜8月11日頃。涼しい風が吹き始める時期を表しています。

日中はまだ猛暑が続きますが、夕方や明け方にふと吹く風に「少し涼しくなったかも」と感じる瞬間があります。そんなかすかな変化をとらえた候です。

次候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」

8月12日頃〜8月16日頃。ヒグラシが鳴く時期を指しています。

「寒蝉」とは秋に鳴く蝉のことで、ヒグラシやツクツクボウシを指します。ヒグラシの「カナカナカナ」という澄んだ鳴き声は、夏の終わりと秋の訪れを同時に感じさせてくれます。

末候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」

8月17日頃〜8月22日頃。深い霧が立ちこめる時期です。

朝晩の気温が下がり始めると、森や水辺に霧が発生しやすくなります。早朝に白いもやがかかる風景は、目に見える「秋の気配」といえるでしょう。

七十二候の表現は地域によって体感が異なりますが、自然の変化に目を向けるきっかけとして楽しんでみてください。

立秋を境に変わること

立秋は暦の区切りであると同時に、手紙の挨拶が切り替わるタイミングでもあります。知っておくとマナーの面でも安心です。

暑中見舞いから残暑見舞いへ

暑中見舞いは小暑(7月7日頃)から立秋の前日までに届けるのが正式な時期です。立秋を過ぎたら「残暑見舞い」に切り替えます。

挨拶状時期
暑中見舞い小暑(7月7日頃)〜立秋の前日
残暑見舞い立秋〜8月末頃

2026年の場合、8月6日までに届くものは「暑中見舞い」、8月7日以降は「残暑見舞い」として出しましょう。

お盆の帰省に合わせて暑中見舞いを出す予定なら、立秋前に届くかどうか日程を確認しておくと安心です。

時候の挨拶「立秋の候」の使い方

ビジネスレターや改まった手紙では、立秋の頃に「立秋の候」「残暑の候」といった時候の挨拶を使います。

使い方の例

「立秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」

「残暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか」

「立秋の候」は立秋当日から処暑(8月23日頃)の前日まで使えます。処暑を過ぎたら「処暑の候」や「初秋の候」に切り替えましょう。

立秋に楽しむ旬の食べ物と花

立秋の頃は、夏の味覚と初秋の味覚がちょうど重なる時期です。食卓や身のまわりに季節を取り入れてみましょう。

立秋の頃が旬の食べ物

  • :7月下旬〜8月が出荷のピーク。みずみずしい甘さが暑い日にぴったりです
  • :8月頃から出回り始める早生品種(幸水など)が食べ頃を迎えます
  • 枝豆:夏の定番ですが、8月に収穫される枝豆は甘みが増しています
  • みょうが:夏みょうがの旬は7〜8月。薬味として料理に爽やかな香りを添えます
  • スイカ:お盆の頃まで旬が続きます。立秋を過ぎても十分おいしい時期です
桃や梨など立秋の頃が旬の果物のイメージ

立秋に咲く季節の花

  • ひまわり:8月が見頃のピーク。夏の代表花ですが、立秋を過ぎても美しく咲いています
  • 百日紅(サルスベリ):7月〜9月にかけて咲く花で、立秋の頃がちょうど盛りです
  • 朝顔:夏の花の印象が強いものの、実は秋の季語。立秋と深いつながりがあります
  • 蓮(ハス):見頃は7〜8月中旬頃まで。早朝に咲く姿が涼しげです

朝顔は俳句の世界では秋の季語に分類されています。立秋の頃に朝顔を愛でるのは、暦の感覚にかなった楽しみ方といえます。

まとめ

立秋について、日付の決まり方から暮らしへの取り入れ方まで紹介しました。

2026年の立秋は8月7日(金)です。太陽黄経135度に基づいて毎年国立天文台が日付を決定しており、多くの年は8月7日か8日になります。立秋を過ぎたら暑中見舞いは残暑見舞いに切り替え、時候の挨拶も「立秋の候」が使えるようになります。まだ暑い日が続きますが、七十二候が教えてくれるように、風や虫の声、朝の霧に小さな秋の気配を探してみてはどうでしょうか。

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