大寒2026年はいつ?日付と期間
2026年の大寒は1月20日(火)です。二十四節気における大寒の期間は、1月20日(火)から2月3日(火)までの15日間となっています。
大寒は一年でもっとも寒さが厳しくなる時期にあたります。翌日の2月4日には立春を迎えるため、大寒は「冬の最後の節気」ともいえる季節です。

2026年の大寒は1月20日(火)
大寒の日付は毎年固定ではなく、太陽の位置(太陽黄経300度)によって決まります。そのため年によって1月19日〜21日の間で変動しますが、2026年は1月20日です。
国立天文台が発表する「暦要項」で正式な日付が確認できます。ちなみに、2027年の大寒も1月20日と予測されています。
大寒の期間はいつからいつまで?
二十四節気では、大寒の日だけでなく次の節気(立春)の前日までを「大寒」の期間とみなします。2026年は1月20日から2月3日までの15日間が大寒の期間にあたります。
大寒の日:2026年1月20日(火)
大寒の期間:1月20日(火)〜2月3日(火)
次の節気:立春(2月4日)
大寒とは?意味と読み方
大寒は「だいかん」と読みます。「寒さが最大になる」という意味で、二十四節気のなかで最後の節気です。
寒さのピークを意味する名前のとおり、各地で最低気温の記録が出やすい時期でもあります。ただし、暦の上では大寒を過ぎれば春が近づいてくるため、「もうすぐ春が来る」という希望も感じられる季節といえるでしょう。
二十四節気における大寒の位置づけ
二十四節気とは、太陽の動きをもとに一年を24等分した暦のことです。大寒は24番目、つまり最後の節気にあたります。
冬の節気を順に並べると、立冬→小雪→大雪→冬至→小寒→大寒となり、大寒の次に来るのが立春です。大寒は冬の締めくくりであり、暦の上では「一年の最終コーナー」のような位置づけです。
| 節気名 | 日付 | 意味 |
|---|---|---|
| 冬至 | 2025年12月22日 | 昼がもっとも短い日 |
| 小寒 | 1月5日 | 寒さが本格化する |
| 大寒 | 1月20日 | 寒さが最大になる |
| 立春 | 2月4日 | 暦の上で春が始まる |
小寒・冬至との違い
大寒と混同されやすいのが「小寒」と「冬至」です。それぞれの違いを整理しておきましょう。
小寒(しょうかん)は大寒の一つ前の節気で、2026年は1月5日です。「寒の入り」とも呼ばれ、ここから本格的な寒さが始まります。小寒から大寒を経て立春の前日(節分)までが「寒中」にあたり、寒中見舞いを出す時期もこの期間です。
一方、冬至(とうじ)は昼の時間がもっとも短くなる日です。2025年の冬至は12月22日でした。冬至は「太陽の力がもっとも弱まる日」であり、大寒は「気温がもっとも低くなる時期」という違いがあります。日照時間と実際の気温にはタイムラグがあるため、冬至から約1か月後に気温のピークが来るわけです。
大寒の七十二候
二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」では、大寒の約15日間が3つの候に分かれます。自然の変化を繊細にとらえた表現は、日本の暦ならではの美しさがあります。

初候:款冬華(ふきのはなさく)1月20日頃
蕗(ふき)が地面の下で花を咲かせ始める時期です。まだ雪が積もるほどの寒さのなかで、地中では着実に春の準備が進んでいます。蕗の薹(ふきのとう)は春を告げる山菜として親しまれ、ほろ苦い風味が天ぷらや味噌和えにぴったりです。
次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)1月25日頃
沢の水が厚く凍りつめる時期という意味です。寒さがもっとも厳しくなり、池や川の水面が分厚い氷で覆われるさまを表しています。まさに大寒の名にふさわしい、一年でいちばん凍てつく候といえるでしょう。
末候:鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)1月30日頃
鶏が卵を産み始める時期です。かつて鶏は冬の間は産卵が減り、春の気配を感じると再び卵を産むようになりました。厳しい寒さのなかにも、生き物たちが春の訪れを察知している様子が伝わってきます。この候が「大寒卵」の由来ともつながっています。
大寒に食べたい縁起物と旬の食べ物
大寒の時期には、古くから縁起物として食べられてきたものがあります。寒い時期だからこそ楽しめる食文化を見ていきましょう。
大寒卵とは?縁起がよい理由
「大寒卵(だいかんたまご)」とは、大寒の日に産まれた卵のことです。風水では、大寒の日の卵を食べると金運や健康運が上がるとされ、縁起物として人気があります。
かつて鶏は寒い時期にほとんど卵を産まなかったため、大寒の頃に産まれる卵はとても貴重でした。栄養をしっかり蓄えた鶏が産む卵は濃厚で栄養価が高いとされ、そこから「大寒卵は縁起がよい」という風習が生まれたといわれています。

大寒卵は養鶏場の直売所やオンラインショップで予約販売されることもあります。気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。
寒餅・寒の水など伝統的な食文化
大寒の時期には「寒餅(かんもち)」を搗く風習があります。寒の水で搗いた餅は雑菌が繁殖しにくく、長持ちするとされてきました。保存食としてだけでなく、寒さを乗り越える力をもらうという意味合いもあります。
また「寒の水(かんのみず)」は、大寒の時期に汲んだ水のことです。雑菌が少なく腐りにくいとされ、昔から薬や料理に重宝されてきました。味噌や醤油、日本酒の仕込みに寒の水を使う「寒仕込み」も、この特性を活かした知恵です。
大寒の時期に旬を迎える食材
大寒の頃は、寒さにあたって甘みや旨みが増す食材が豊富です。代表的なものをまとめました。
- 小松菜・ほうれん草:霜にあたって甘みが増す冬の葉物野菜
- 大根・白菜:鍋料理や煮物にぴったりの冬の定番
- 金柑(きんかん):ビタミンCが豊富で、甘露煮やそのまま食べても美味しい
- 鱈(たら):「寒鱈」と呼ばれ、脂がのって鍋に最適
- 蕗の薹(ふきのとう):ほろ苦い春の味覚の走り
大寒の風習と暮らしの楽しみ方
大寒は寒さの底ですが、昔からこの時期ならではの風習や楽しみ方がありました。暮らしのなかで季節を感じるヒントをご紹介します。


寒仕込み(味噌・日本酒づくり)
大寒の時期は気温が低く雑菌が繁殖しにくいため、発酵食品の仕込みに最適です。この時期に行う仕込みを「寒仕込み」と呼びます。
味噌づくりでは、寒仕込みした味噌はゆっくり発酵が進むため、まろやかで深い味わいに仕上がるとされています。日本酒も同様に、大寒の時期に仕込む「寒造り」は高品質な酒ができるとされ、多くの蔵元がこの時期に本仕込みを行います。
自宅でも手作り味噌に挑戦できます。大豆・米麹・塩があれば仕込みは意外と簡単で、半年〜1年後に食べ頃を迎えます。大寒の時期に仕込むと、気温が低い冬の間にゆっくり発酵が始まり、夏の暑さで一気に熟成が進むため、バランスのよい味噌に仕上がりやすいのが特徴です。
寒稽古・耐寒行事
武道や芸道の世界では、大寒の寒さのなかであえて稽古に打ち込む「寒稽古」の伝統があります。剣道・柔道・空手などでは早朝の寒稽古が行われ、心身を鍛える修行の機会とされています。
また、神社では寒中に冷水をかぶる「寒中禊(かんちゅうみそぎ)」が行われることもあります。全国各地で耐寒マラソンや寒中水泳などの行事が開催されるのも、この時期ならではの風物詩です。
大寒の時期を快適に過ごすコツ
一年でもっとも冷え込む大寒の時期を快適に過ごすためのポイントをまとめました。
- 首・手首・足首の「三つの首」を温めると効率よく体を温められる
- 根菜類やしょうがを使った温かいスープで体の内側からぽかぽかに
- 乾燥対策として加湿器や洗濯物の室内干しで湿度を保つ
- 日中の日差しを取り込み、夜はカーテンで冷気を遮断する
大寒から立春へ ― 二十四節気のめぐり
大寒が過ぎると、暦の上ではいよいよ春を迎えます。冬から春への切り替わりは、日本の暦のなかでもっとも大きな節目のひとつです。
立春との関係と節分の意味
大寒の最終日にあたるのが「節分」です。2026年の節分は2月3日(火)。「季節を分ける」という意味を持つ節分は、もともと各季節の変わり目に設けられていましたが、現在では立春の前日を指すことが一般的です。
節分に豆まきをしたり恵方巻を食べたりする風習は、新しい季節を迎えるにあたって邪気を払い、福を招くという意味が込められています。大寒の寒さを乗り越えた先に立春が待っていると思うと、節分の行事にも一層あたたかみが感じられるのではないでしょうか。
春を迎える準備としての大寒
大寒は「寒さの底」であると同時に「春への助走期間」でもあります。七十二候で見たように、蕗の薹が芽吹き、鶏が卵を産み始める大寒の末候には、すでに春の兆しが隠れています。
庭仕事が好きな方は、大寒の時期に春の花の種まき計画を立てたり、園芸用品を準備したりするのもよいでしょう。梅の蕾がふくらみ始めるのもこの頃で、早咲きの梅を探しに散歩に出かけるのも、大寒ならではの楽しみ方です。
まとめ
2026年の大寒についてのポイントをおさらいします。
- 2026年の大寒は1月20日(火)、期間は1月20日〜2月3日
- 大寒は二十四節気の最後の節気で、一年でもっとも寒さが厳しい時期
- 七十二候では蕗の花・沢水の凍結・鶏の産卵という自然の変化が描かれる
- 大寒卵や寒餅、寒の水など、この時期ならではの食文化がある
- 味噌や日本酒の寒仕込みは、大寒の低温を活かした先人の知恵
- 大寒の先には節分・立春が控え、春はすぐそこまで来ている
厳しい寒さのなかにも、春への希望や暮らしの知恵が詰まっている大寒。ぜひこの時期ならではの食べ物や風習を楽しんで、冬の締めくくりを満喫してください。

















