二十四節気とは?意味・読み方の一覧と2027年の日付

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「二十四節気って何?」「立春や冬至は聞いたことがあるけれど、全部でどんな名前があるの?」と気になったことはないでしょうか。カレンダーの片隅に小さく書かれている「啓蟄」や「霜降」といった言葉も、二十四節気のひとつです。

この記事では、二十四節気の意味と仕組み、24の節気の読み方と意味の一覧、2027年の日付をまとめました。日付が毎年少しずつ動く理由や、七十二候・雑節との違い、覚え方もあわせて紹介します。

二十四節気とは、太陽の動きをもとに1年を24に分け、それぞれに季節を表す名前をつけたものです。約15日ごとに節気が移り、2027年は2月4日の立春で暦の上の春が始まります。

目次

二十四節気とは?太陽の動きで1年を24に分けた季節の目安

二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽が1年かけて空を一周する通り道を24等分し、その区切りごとに「立春」「夏至」などの名前をつけた季節の目安です。春・夏・秋・冬をそれぞれ6つに分けているので、1つの節気はおよそ15日間になります。

ここでは、15日ごとに名前が変わる仕組み、古代中国で生まれて日本に伝わった歴史、そして「旧暦の季節区分だから、いまの暦とはずれる」という誤解について順に説明します。月の満ち欠けで数える旧暦の「月」と、太陽の動きで決まる二十四節気は別のものだという点を先に押さえておくと、このあとの話がわかりやすくなります。

約15日ごとに季節の名前が変わる仕組み

地球から見ると、太陽は1年をかけて星空の中を一周するように動いて見えます。この見かけの通り道を「黄道(こうどう)」と呼び、春分の太陽の位置を0度として測った角度を「太陽黄経」といいます。二十四節気は、この黄道を15度ずつ24に区切ったものです。春分が0度、夏至が90度、秋分が180度、冬至が270度にあたり、立春は315度です。

24の節気は、交互に「節(せつ)」と「中気(ちゅうき)」に分かれます。立春から数えて奇数番目の立春・啓蟄・清明などが節、偶数番目の雨水・春分・穀雨などが中気です。旧暦では、中気を含むかどうかで月の名前を決め、中気を含まない月を閏月(うるうづき)にしていました。二十四節気は、月の満ち欠けで日を数える旧暦に、季節のものさしを添える役目を担っていたのです。

古代中国で生まれ、日本の暦に取り入れられた歴史

二十四節気は古代中国で考え出されたもので、紀元前の戦国時代ごろに形が整ったとされています。前漢の時代、紀元前2世紀にまとめられた書物『淮南子(えなんじ)』には、現在とほぼ同じ24の名前が並んでいます。名前の多くは黄河流域の気候をもとにつけられているため、日本の季節感と少し合わない節気があります。

日本には、6世紀から7世紀にかけて中国の暦法とともに伝わりました。江戸時代の天明7年(1787年)に出版された『暦便覧(こよみびんらん)』は、各節気の意味を短い言葉で説明した本で、現在の解説の多くもこの本の言葉を引いています。また、二十四節気を補う目安として、節分や八十八夜、入梅などの「雑節」も日本の暮らしの中で定着しました。雑節については後の章で紹介します。

和室の障子越しにやわらかな冬の日差しが差し込み、畳の上に長い光の帯が伸びている静かな情景。窓辺には季節の枝ものを生けた小さな花器

「旧暦だから季節とずれる」は誤解?新暦で日付がほぼ一定な理由

二十四節気は旧暦とともに使われてきたため、「旧暦の行事だから、いまのカレンダーとはずれる」と思われがちです。しかし節気の日付は太陽の位置で決まるので、同じく太陽の動きにもとづく新暦(グレゴリオ暦)とは相性がよく、毎年ほぼ同じ日付に巡ってきます。立春はたいてい2月4日ごろ、冬至は12月22日ごろです。

反対に、日付が大きく動くのは月の満ち欠けで決まる旧暦の日付のほうです。旧暦の元日は、新暦の1月下旬から2月中旬の間を毎年行き来します。日本は明治6年(1873年)に太陽暦へ切り替えましたが、二十四節気はその後もカレンダーや手帳に載り続け、季節の目安として使われています。

「立春なのにまだ寒い」と感じるのも、暦がずれているからではありません。立春は寒さの底を越えて春へ向かい始める節目を表していて、体で感じる春とは時間差があるためです。旧暦と新暦の違いは、こちらの記事でくわしく解説しています。

二十四節気の一覧|読み方・意味と2027年の日付

二十四節気は、立春から始まって大寒で終わる24の節気からなります。春・夏・秋・冬に6つずつ割り振られ、それぞれの季節は「立」のつく節気(立春・立夏・立秋・立冬)で始まります。季節の真ん中には、春分・夏至・秋分・冬至が置かれています。

ここでは季節ごとに、読み方・日付・意味を表にまとめました。日付は国立天文台の暦要項によるもので、春から秋は2027年、冬はこれから巡る2026年11月から2027年1月までの日付です。節気の名前は「その日」を指すと同時に、次の節気の前日までの約15日間を指すこともあります。

春の節気(立春〜穀雨)|2月上旬から5月上旬

節気読み方2027年の日付意味
立春りっしゅん2月4日(木)春の始まり。暦の上ではこの日から春
雨水うすい2月19日(金)雪が雨に変わり、積もった雪や氷がとけ始める
啓蟄けいちつ3月6日(土)冬ごもりしていた虫が土の中から出てくる
春分しゅんぶん3月21日(日)昼と夜の長さがほぼ同じになる。春分の日(祝日)
清明せいめい4月5日(月)万物が清らかで生き生きとする「清浄明潔」の略
穀雨こくう4月20日(火)穀物を潤す春の雨が降るころ

立春は冬至と春分のちょうど中間にあたり、旧暦の正月とも近い時期でした。そのため立春は一年の始まりとして特に大切にされ、「節分」という言葉も、もとは季節の分かれ目すべてを指していたのが、立春の前日だけを指すようになりました。春分は「昼と夜の長さが同じ」と説明されますが、日の出・日の入りを太陽の上の端で決めている関係で、実際には昼のほうが十数分長くなります。

夏の節気(立夏〜大暑)|5月上旬から8月上旬

節気読み方2027年の日付意味
立夏りっか5月6日(木)夏の始まり。新緑がまぶしくなる
小満しょうまん5月21日(金)草木が育ち、天地に生気が満ち始める
芒種ぼうしゅ6月6日(日)稲や麦など、穂先に芒(のぎ)のある穀物の種をまくころ
夏至げし6月21日(月)一年で昼が最も長い日
小暑しょうしょ7月7日(水)暑さが本格的になり始める
大暑たいしょ7月23日(金)一年で最も暑さが厳しいころ

夏の節気は梅雨の時期と重なります。芒種のころに多くの地域で梅雨入りし、小暑から大暑にかけて梅雨が明けるのが例年の流れです。夏至は昼が最も長い日ですが、気温のピークは1か月ほどあとの大暑のころに来ます。地面や海が温まるまでに時間がかかるためで、冬至と大寒の関係も同じです。立秋の前の約18日間は夏の土用にあたり、うなぎを食べる「土用の丑の日」もこの期間に巡ってきます。

秋の節気(立秋〜霜降)|8月上旬から11月上旬

節気読み方2027年の日付意味
立秋りっしゅう8月8日(日)秋の始まり。この日から残暑見舞いに切り替える
処暑しょしょ8月23日(月)暑さがおさまり始める
白露はくろ9月8日(水)草花に白い露が宿り始める
秋分しゅうぶん9月23日(木)昼と夜の長さがほぼ同じになる。秋分の日(祝日)
寒露かんろ10月8日(金)草木に冷たい露が宿り、秋が深まる
霜降そうこう10月24日(日)朝晩が冷え込み、霜が降り始める

秋の節気は、真夏の暑さの中で始まります。立秋の8月上旬はまだ一年で最も暑い時期ですが、暦の上では秋になるため、手紙の挨拶はこの日を境に「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わります。処暑から白露にかけて朝夕の空気が少しずつ入れ替わり、寒露・霜降のころには北国や山から紅葉の便りが届き始めます。立冬の前の約18日間は秋の土用で、霜降の期間とほぼ重なります。

秋の朝、田んぼのあぜ道の草に細かな露が光り、奥には色づき始めた山並みと薄い朝霧が広がる日本の里山の風景

冬の節気(立冬〜大寒)|11月上旬から2月上旬

節気読み方日付意味
立冬りっとう2026年11月7日(土)冬の始まり。木枯らしが吹き始める
小雪しょうせつ2026年11月22日(日)北国や山で雪がちらつき始める
大雪たいせつ2026年12月7日(月)雪が本格的に降り積もり始める
冬至とうじ2026年12月22日(火)一年で昼が最も短い日
小寒しょうかん2027年1月5日(火)寒の入り。寒さが厳しくなり始める
大寒だいかん2027年1月20日(水)一年で最も寒さが厳しいころ

小寒から立春の前日までの約30日間は「寒の内(かんのうち)」と呼ばれ、寒中見舞いを出すのもこの期間です。2027年の秋以降は、立冬が11月8日(月)、小雪が11月22日(月)、大雪が12月7日(火)、冬至が12月22日(水)となり、立冬は2026年より1日遅くなります。小雪・大雪は「しょうせつ」「たいせつ」と読み、天気予報の「こゆき」「おおゆき」とは別の言葉です。

それぞれの月に巡る節気の意味や七十二候、その時期の行事と旬の食べものは、月別の記事でくわしく紹介しています。

二十四節気の日付が毎年少しずつ動く理由

二十四節気の日付は、毎年同じとは限りません。たとえば春分は、2026年が3月20日、2027年は3月21日です。節気の日付は太陽が決まった位置を通る瞬間から計算されるため、その瞬間が夜中の0時をまたぐかどうかで、1日前後することがあります。

ここでは、日付を決めて発表しているのはどこか、なぜ1日ずれるのか、そして節気の名前が「日」と「期間」の2つの意味で使われることを説明します。カレンダーによって節気の日が違って見えるときや、時候の挨拶をいつまで使えるか迷ったときも、この3点を知っておけば判断できます。

日付は国立天文台が毎年2月に発表する

日本では、国立天文台が翌年の二十四節気の日時を計算し、毎年2月の最初の官報で「暦要項(れきようこう)」として発表しています。2027年分は2026年2月に発表されました。暦要項には、二十四節気のほかに国民の祝日や雑節、朔弦望(月の満ち欠け)、日食・月食などの情報も載っています。

春分の日と秋分の日の祝日も、この発表で正式に決まります。祝日法は「春分日」「秋分日」を祝日と定めているだけで、日付そのものは天文の計算で決まるためです。2027年の春分の日は3月21日(日)にあたるので、翌22日(月)が振替休日になります。手帳やカレンダーの節気が気になったときは、国立天文台のウェブサイトで暦要項を確かめると確実です。

1日前後ずれるのは、うるう年と地球の公転周期のずれ

太陽が同じ節気の位置に戻ってくるまでには、約365.24日かかります。カレンダーの1年は365日なので、節気の時刻は毎年およそ6時間ずつ遅れていきます。4年たつと約1日分の遅れになり、これをうるう年の2月29日が引き戻します。

このため節気の日付は、4年の周期で1日の幅を行き来します。冬至を例にとると、2024年は12月21日、2025年と2026年は12月22日でした。2027年も12月22日ですが、時刻は前の年より遅くなり、うるう年をはさむ2028年は再び12月21日になる見込みです。さらに長い目で見ると、日付は少しずつ前に動いています。2021年には立春が2月3日になり、その前日の節分が124年ぶりに2月2日になったことがニュースで話題になりました。

「節気に入る日」と「次の節気までの期間」の2つの意味

「今日は立春」というときの立春は、太陽黄経が315度になる日を指します。一方で、時候の挨拶に「立春の候」と書くときは、立春の日から次の雨水の前日までの約15日間を指しています。二十四節気の名前は、この「日」と「期間」の両方の意味で使われます。

期間の長さは節気によって少し違います。地球は太陽のまわりを楕円の軌道で回っていて、太陽に近づく冬は動きが速く、遠ざかる夏はゆっくりになるためです。そのため冬の節気は約14.7日、夏の節気は約15.7日と、1日ほどの差があります。ちなみに江戸時代の終わりまでは、1年の長さを単純に24等分する「平気法(へいきほう)」が使われていました。現在のように太陽の位置で区切る「定気法(ていきほう)」に改められたのは、天保15年(1844年)から使われた天保暦からです。

二十四節気と七十二候・雑節の違い

二十四節気と一緒に耳にする言葉に、「七十二候」と「雑節」があります。どれも季節の目安ですが、七十二候は二十四節気をさらに細かく分けたもの、雑節は二十四節気を補うために日本で定着した特別な日、という違いがあります。

ここではまず七十二候と雑節の中身を整理し、そのあと季語や時候の挨拶とのつながりを紹介します。3つの関係をたとえるなら、二十四節気が季節の「章」、七十二候がその中の「段落」、雑節が農作業や暮らしの節目に挟んだ「しおり」のようなものです。

七十二候は節気を3つに分けた約5日ごとの季節

七十二候(しちじゅうにこう)は、ひとつの節気を初候・次候・末候の3つに分け、1年を72の「候」にしたものです。1つの候は約5日間で、「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」のように、その時期の動植物や気象の変化が短い文で表されています。

七十二候も中国から伝わりましたが、日本の自然に合わない候が多かったため、江戸時代に暦学者の渋川春海(しぶかわはるみ)らが日本向けに改めました。現在よく使われているのは、明治時代の『略本暦』に載ったものです。二十四節気が「季節の区切り」なら、七十二候は「その季節に起きている小さな出来事の記録」といえます。月ごとの七十二候は、こちらの記事で紹介しています。

雑節(節分・彼岸・八十八夜・入梅・土用)は日本で補われた目安

雑節(ざっせつ)は、二十四節気のほかに季節の移り変わりの目安として設けられた特別な日です。国立天文台の暦要項には、次の9つが雑節として載っています。

  • 節分:立春の前日(2027年は2月3日)
  • 彼岸:春分・秋分を中日とする前後各3日の7日間
  • 社日(しゃにち):春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日
  • 八十八夜:立春から数えて88日目(2027年は5月2日)
  • 入梅:暦の上での梅雨入り(太陽黄経80度の日)
  • 半夏生(はんげしょう):太陽黄経100度の日。田植えを終える目安
  • 土用:立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間
  • 二百十日:立春から数えて210日目
  • 二百二十日:立春から数えて220日目

雑節の多くは、二十四節気を基準に日付が決まります。八十八夜は「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、遅霜への注意と茶摘みの目安でした。二百十日と二百二十日は台風が来やすい時期にあたり、稲の花が咲くころの厄日として警戒されてきました。農作業の節目を、日本の気候に合わせてきめ細かく知らせる役割を持っていたことがわかります。

季語や時候の挨拶とのつながり

俳句では、二十四節気の名前がそのまま季語として使われます。立春・啓蟄は春、立夏・小満は夏、立秋・白露は秋、立冬・大寒は冬の季語です。俳句の季節区分は二十四節気に合わせているので、立秋を過ぎた8月に詠む句は、暑さのさなかでも秋の句として扱われます。季語を集めた歳時記も、この区分に沿って編まれています。

手紙の書き出しに使う時候の挨拶にも、「立春の候」「処暑の候」「霜降の候」のように節気の名前が入ります。使える時期は、その節気の日から次の節気の前日までが目安です。たとえば「処暑の候」は8月23日ごろから9月7日ごろまで使えます。季節の始まりを告げる立春・立夏・立秋・立冬の日を境に挨拶の言葉を切り替えるのも、二十四節気を基準にした日本の習慣です。

二十四節気を暮らしで楽しむコツ

24の名前を一度に覚えるのは大変ですが、骨組みになる8つの節気を先に押さえれば、残りの節気も位置が自然にわかるようになります。覚えたあとは、節気ごとの行事食や旬の食べものを暮らしに取り入れると、暦がぐっと身近なものになります。

ここでは、覚え方のコツ、節気に結びついた行事食と旬の食材、カレンダーや手帳を使って節気を意識する方法を紹介します。特別な準備はいりません。節気の日にカレンダーで名前を確かめ、外の景色や店先の食材と見比べるだけでも、約15日ごとの季節の移ろいに気づきやすくなります。

覚え方:二至二分と四立の8つから覚える

最初に覚えたいのは、「二至二分(にしにぶん)」と呼ばれる夏至・冬至・春分・秋分の4つと、「四立(しりつ)」と呼ばれる立春・立夏・立秋・立冬の4つです。この8つを合わせて「八節(はっせつ)」といいます。季節の始まりが四立、季節の真ん中が二至二分という関係です。

八節の間には、それぞれ2つずつ節気が入ります。たとえば立春と春分の間には雨水と啓蟄、春分と立夏の間には清明と穀雨が入ります。「雪が雨に変わり(雨水)、虫が目を覚まし(啓蟄)、春分を迎える」のように、季節の変化を物語としてつなげると覚えやすくなります。季節ごとに頭の字を「立・雨・啓・春・清・穀」と6文字で唱える方法もあり、春夏秋冬の4組を口ずさめば24の順番が頭に入ります。

節気ごとの行事食と旬の食べもの

二十四節気には、その日に食べると縁起がよいとされる食べものがいくつかあります。よく知られているのは、冬至のかぼちゃとゆず湯です。かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれ、「ん」のつく食べものを食べて運を呼び込む「運盛り」の縁起かつぎとして親しまれてきました。

雑節まで広げると、立春の前日の節分には豆まき、夏の土用の丑の日にはうなぎを食べる習わしがあります。大寒の日に産まれた卵を「大寒卵」と呼んで縁起物にする風習も知られています。また、清明のころの春キャベツ、芒種のころの梅の実、白露のころの梨、霜降のころの柿のように、節気を旬の目安にすると、買い物や献立に季節を取り入れやすくなります。産地や品種によって旬の時期は前後するので、おおよその目安として考えてください。

木のテーブルの上に、切り分けたかぼちゃの煮物を盛った和食器と、黄色く熟したゆずがいくつか並ぶ冬至の食卓。やわらかな自然光で、背景はほどよくぼかす

手帳やカレンダーで節気を意識する

二十四節気を暮らしに取り入れるいちばん手軽な方法は、節気が載ったカレンダーや手帳を使うことです。市販のカレンダーには、日付の下に小さく節気の名前が印刷されているものが多く、旧暦の日付や七十二候、月の満ち欠けまで載せた暦カレンダーもあります。

新しい年のカレンダーを選ぶときに、節気の表示があるかどうかを確かめておくと、一年を通して季節の節目を意識しやすくなります。節気の日には、空の色や風の冷たさ、店頭に並ぶ食材を少し気にかけてみてください。季節の便りを書くときにも、その時期の節気の名前がそのまま書き出しの言葉になります。

二十四節気についてよくある質問

二十四節気は毎年同じ日付ですか?

毎年ほぼ同じ時期に巡りますが、1日前後することがあります。太陽が決まった位置を通る時刻から計算されるため、その時刻が夜中の0時をまたぐかどうかで日付が変わります。

二十四節気の1番目はどれですか?

一般的には立春を1番目として数えます。ただし、古代中国の暦の計算では冬至を起点にしていたほか、太陽黄経では春分を0度とします。どれを始まりとするかは目的によって異なります。

「節気」と「節季」は同じ意味ですか?

読みはどちらも「せっき」ですが、意味は異なります。節気は二十四節気のことです。節季は季節の終わりを指す言葉で、特に年の暮れや、盆・暮れの決算の時期を表します。

二十四節気が実際の季節とずれていると感じるのはなぜですか?

名前の多くが古代中国の黄河流域の気候をもとにつけられたことと、節気が気温ではなく太陽の位置で決まっていることが理由です。たとえば立春は寒さの底を越えた直後にあたるため、体で感じる春より早く訪れます。

二十四節気は旧暦ですか、新暦ですか?

どちらの暦にも属さない、太陽の動きにもとづく季節の目安です。旧暦の時代には暦に季節を示す役目で使われ、新暦になった現在もカレンダーや手帳に載り続けています。

まとめ

二十四節気は、太陽の動きをもとに1年を24に分けた季節の目安です。約15日ごとに節気が移り、立春・立夏・立秋・立冬で季節が始まり、春分・夏至・秋分・冬至が季節の真ん中にあたります。2027年は立春が2月4日、冬至が12月22日です。

日付は太陽の動きとうるう年の関係で1日前後することがあり、節気の名前は「その日」と「次の節気までの期間」の両方を指します。七十二候は節気を約5日ごとに分けたもの、雑節は節分や八十八夜のように日本で補われた目安です。

まずは二至二分と四立の8つを覚え、次の節気の日にカレンダーの名前と外の景色を見比べてみてください。約15日ごとの小さな季節の変化が、暦の言葉を通して見えてきます。

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