「ゼリーの日っていつだろう?」とふと気になって調べていませんか。じつはゼリーの日は7月14日。ちょうど夏の暑さでひんやりスイーツが恋しくなる時期に定められています。
この記事では、ゼリーの日がいつなのかという結論から、7月14日になった意外な由来、混同しやすい記念日との違い、そして当日の楽しみ方までまとめて紹介します。
ゼリーの日は毎年7月14日。フランスの記念日「パリ祭」に由来する「ゼラチンの日」と同じ日に定められています。
ゼリーの日はいつ?結論は7月14日
まず結論からお伝えします。ゼリーの日は毎年7月14日です。日付が移動することはなく、毎年決まって同じ日に訪れます。
夏本番を迎えるこの時期は、冷たいゼリーがいちばんおいしく感じられる季節でもあります。記念日としても覚えやすいタイミングですね。
暦の上では、7月14日は二十四節気の「小暑」の期間に入っています。梅雨明けが近づき、気温が一段と上がってくるころにあたります。
ゼリーの日は、この暑さのはじまりに合わせて置かれた記念日です。店頭に冷たいデザートが増える時期とも重なるため、売り場でゼリーを見かける機会も多くなります。

ゼリーの日は毎年7月14日で固定
ゼリーの日は日付固定型の記念日です。海の日のように「7月の第3月曜日」といった曜日基準ではないため、何年経っても7月14日で変わりません。
ちなみに7月14日は、後ほど紹介する「ゼラチンの日」と同じ日でもあります。この2つは深いつながりを持っています。
食べ物の記念日には、7月25日の「かき氷の日」のように読み方の語呂合わせで日付が決まったものが多くあります。ゼリーの日はそのタイプではなく、由来になった日付をそのまま受け継いでいます。
日付から由来を思い出しにくいぶん、「7月14日はフランスにちなんだ日」と覚えておくと忘れにくくなります。曜日は年ごとに変わるので、カレンダーには日付で記録しておくと確実です。

6月28日の「パフェの日」と混同しやすい
ゼリーの日を調べていると、6月28日が候補に出てくることがあります。ただし6月28日はパフェの日であって、ゼリーの日ではありません。
どちらも冷たいスイーツの記念日なので、混同されやすいところです。日付を整理しておきましょう。
| 記念日 | 日付 | 由来のポイント |
|---|---|---|
| ゼリーの日 | 7月14日 | ゼラチンの日と同日 |
| パフェの日 | 6月28日 | 完全試合(パーフェクト)に由来 |
スイーツの記念日をまとめて紹介する記事では、6月28日と7月14日が並んで載ることもあります。ゼリーの日を探しているときは、7月14日だけを押さえておけば迷いません。

スイーツ系の記念日は日付が近くて紛らわしいよね。カレンダーにメモしておくと安心だよ。


ゼリーの日の由来|なぜ7月14日なの?
ゼリーの日が7月14日になった理由は、主原料であるゼラチンの記念日「ゼラチンの日」に合わせて定められたからです。そしてそのゼラチンの日は、フランスの記念日「パリ祭」に由来しています。
スイーツの記念日とフランスの歴史が結びついているのは、少し意外に感じられるかもしれません。順を追って見ていきましょう。
由来は「ゼリーの日 → ゼラチンの日 → パリ祭」という二段構えになっています。ゼリーそのものの歴史ではなく、材料であるゼラチンの側から日付が決まったのが特徴です。
背景にあるのは、ふだん脇役になりがちな素材を知ってもらいたいという狙いです。だからこそ、由来をたどるとフランスまで話が広がります。
「ゼラチンの日」と同じ日に制定された
ゼリーの多くはゼラチンを固めて作られます。そのため、ゼリーの日はゼラチンの日と同じ7月14日に定められました。
ゼリーのおいしさや、手作りする楽しさをより多くの人に知ってもらうことが、この記念日の目的とされています。
一方のゼラチンの日は、ゼラチンという素材の特性を広く知ってもらうことを目的に制定されました。ムースやババロア、グミなど、ゼラチンが使われる食べ物はゼリー以外にも数多くあります。
つまり7月14日は、ゼリーを味わう日であると同時に、ふだん意識しない「固める材料」に目を向ける日でもあります。
フランスの記念日「パリ祭」がルーツ
ゼラチンの日のもとになったのが、7月14日のパリ祭です。パリ祭はフランス革命の始まりを記念する、フランスを代表する祝日にあたります。
ゼラチンはフランス菓子や料理によく使われる素材です。フランスにちなんだ日であることに加え、この時期にゼラチンの消費が増えることも、7月14日が選ばれた理由とされています。
「パリ祭」という呼び方は日本独自のものです。フランス本国では「7月14日(キャトーズ・ジュイエ)」や「国民の祝日」と呼ばれ、パリだけの祭りではありません。日本でこの呼び名が広まったのは、1933年のフランス映画『Quatorze Juillet』が『巴里祭』の邦題で公開されたことがきっかけです。
日付のもとになっているのは、1789年7月14日に起きたバスティーユ牢獄の襲撃です。身近なゼリーの記念日の背後に、フランスの歴史的な一日が控えているわけです。
7月14日が選ばれた理由
- フランスを代表する記念日「パリ祭」の日である
- ゼラチンがフランス菓子・料理に多く使われる
- 夏に向けてゼリーやゼラチンの消費が増える時期
誰が制定した記念日?
ゼリーの日およびゼラチンの日は、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合によって制定されました。その後、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。
業界団体が中心となって定めた、いわば「作り手からのメッセージ」が込められた記念日といえますね。
日本記念日協会による認定・登録は民間の制度で、国民の祝日のように法律で決まるものではありません。企業や団体が申請し、由来や趣旨が認められた記念日が登録される仕組みです。
食べ物にまつわる記念日の多くは、この形で生まれています。ゼリーの日も、素材を扱う人たちの「もっと知ってほしい」という思いから登録された一日です。
そもそもゼリーとゼラチンの違いは?
ゼリーは食品そのものを指し、ゼラチンはそれを固めるための材料を指します。つまり両者は「料理」と「材料」の関係にあります。
ゼリーの日をきっかけに、身近なようで意外と知らないゼラチンの正体ものぞいてみましょう。
「ゼリー」は、果汁などを固めたお菓子や料理をまとめて指す言葉です。固める材料はゼラチンだけとは限らず、寒天やアガー、果物由来のペクチンが使われることもあります。
市販のゼリーは、原材料表示を見るとどの材料で固めてあるかが分かります。食感の好みがはっきりしている人は、ここを確認してから買うと期待どおりの一品に出会いやすくなります。
ゼラチンはコラーゲンからできている
ゼラチンは、動物の皮膚や骨、腱などに含まれるコラーゲンに熱を加え、抽出してつくられます。主成分はたんぱく質です。
食品だけでなく、工業用や医療用、写真の分野など、幅広い用途で利用されているのも特徴です。
家庭向けのゼラチンには、粉ゼラチン・顆粒ゼラチン・板ゼラチンといった形状の違いがあります。粉と顆粒は計量しやすく、板ゼラチンは水でふやかしてから使うタイプです。
原料が動物由来のため、宗教上の理由や菜食の方針で避けたい場合もあります。そのときは寒天やアガーなど、植物由来の材料に置き換える方法があります。



プルプルのゼリーが、もともとはコラーゲンからできているなんて驚きだね。
寒天・アガーとの違い
ゼリー状のお菓子を固める材料には、ゼラチン以外に寒天やアガーもあります。それぞれ原料と食感が異なります。
用途によって使い分けると、仕上がりの印象が変わります。ざっくり整理すると次のとおりです。
| 材料 | 主な原料 | 食感の傾向 |
|---|---|---|
| ゼラチン | 動物性(コラーゲン) | やわらかく弾力がある |
| 寒天 | 海藻(テングサなど) | しっかり固くて歯切れがよい |
| アガー | 海藻・豆などの植物性 | 透明感がありぷるんとなめらか |
扱い方にも違いがあります。ゼラチンは50〜60℃ほどで溶かし、煮立てると固まる力が弱まります。対して寒天は、沸騰させてから1〜2分ほど煮溶かす必要があります。
固まる温度も対照的です。ゼラチンはおおむね15〜25℃まで下がってから固まり始めるため冷蔵庫が欠かせませんが、寒天やアガーは30〜40℃ほどで固まり、常温でも形を保ちます。持ち寄りや屋外で出す場面では、後者のほうが扱いやすい選択肢になります。
ゼリーの日の楽しみ方
ゼリーの日は、特別な準備がいらない気軽な記念日です。市販のゼリーを楽しむのはもちろん、手作りに挑戦してみるのもおすすめです。
市販のゼリーだけでも選択肢は豊富です。カップ入り、飲むタイプ、果肉がごろごろ入ったもの、常温で持ち歩ける個包装など、その日の気分や場面に合わせて選べます。
暑い時期は、冷やす時間も味のうちです。買ってきたゼリーはよく冷やしてから、手作りなら前日の夜に仕込んでおくと、当日は取り出すだけで楽しめます。
ここでは、7月14日をちょっと楽しくするアイデアを紹介します。


手作りゼリーに挑戦する
ゼリーの日は、手作りゼリーを試すのにぴったりの日です。ゼラチンとお好みのジュースがあれば、基本のゼリーは手軽に作れます。
冷やす時間を含めても準備はシンプルです。お子さんと一緒に作るおやつタイムにも向いています。
粉ゼラチンを分量の水に振り入れ、数分置いてふやかします。
好みのジュースを温め、ふやかしたゼラチンを加えてよく溶かします。沸騰させないのがポイントです。
粗熱を取ってから型やカップに注ぎ、冷蔵庫でしっかり冷やし固めれば完成です。
分量の目安は、液体に対して粉ゼラチンが1〜3%ほどです。250mLのジュースなら、やわらかめで3g前後、しっかり固めたいときは6g前後が目安になります。
固まらない原因で多いのは、ゼラチンの溶け残りと加熱のしすぎです。粒が残ったまま冷やすと口当たりがぼそつき、煮立ててしまうと固まる力そのものが落ちてしまいます。
冷やす時間は、家庭用の冷蔵庫でおおむね2〜3時間が目安です。夜のうちに作っておけば、翌日にはちょうど食べごろになります。
旬のフルーツでアレンジ
7月はフルーツがおいしい季節です。旬の果物を加えれば、見た目も華やかなゼリーに仕上がります。
すいか、桃、ぶどうなど、夏らしい果物を組み合わせると季節感がぐっと増します。透明なアガーを使えば、宝石のような彩りも楽しめます。
果物は缶詰を使うと失敗が減ります。缶詰は加熱処理されているため、生のままでは固まりにくい果物でもゼラチンと組み合わせられます。
見た目にこだわるなら、先に少量のゼリー液を器に流して固め、その上に果物を並べてから残りを注ぐ方法があります。果物が浮き上がらず、きれいな層に仕上がります。
器をガラスに替えるだけでも、涼しさの伝わり方が変わります。特別な型を用意しなくても、家にあるコップやおちょこで十分に様になります。
7月14日の他の記念日と一緒に楽しむ
7月14日は、ゼリーの日以外にもいくつかの記念日が重なっています。合わせて知っておくと、この日の話題がさらに広がります。
- ゼラチンの日(ゼリーの日と同じ由来)
- フランスの記念日「パリ祭」
- ひまわりの日
ひまわりの日の由来は、花ではなく気象衛星です。日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」が1977年のこの日に飛び立ったことにちなむ記念日で、宇宙開発の歩みが背景にあります。


夏らしい話題が多い一日です。ゼリーを味わいながら、こうした豆知識を家族で共有するのも楽しいですね。


ゼリーの日に関するよくある質問
- ゼリーの日は何月何日ですか?
-
毎年7月14日です。日付は固定で、曜日によって移動することはありません。7月14日は国民の祝日ではないため、学校や仕事は普段どおりの一日になります。
- なぜ7月14日がゼリーの日なのですか?
-
主原料であるゼラチンの記念日「ゼラチンの日」に合わせて定められたためです。ゼラチンの日はフランスの記念日「パリ祭」に由来しています。語呂合わせやゼリーの歴史から決まった日付ではない点が、ほかの食べ物の記念日と違うところです。
- ゼリーの日は誰が決めたのですか?
-
日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定し、日本記念日協会に認定・登録されています。同じ組合は7月14日を「ゼラチンの日」としても登録しており、2つの記念日は並んで扱われています。
- 6月28日はゼリーの日ではないのですか?
-
6月28日は「パフェの日」です。ゼリーの日(7月14日)とは別の記念日なので、混同しないようにしましょう。ゼリーの日は7月14日だけで、6月に該当する日はありません。
- ゼリーの日はフランスでも祝われているのですか?
-
いいえ、フランスに同じ記念日があるわけではありません。7月14日という日付はフランスのパリ祭にちなんでいますが、ゼリーの日とゼラチンの日を定めたのは日本の業界団体です。フランスにとっての7月14日は、シャンゼリゼ通りの軍事パレードやエッフェル塔の花火でにぎわう国民の祝日で、菓子にちなんだ行事ではありません。
まとめ
ゼリーの日は毎年7月14日。ゼラチンの日と同じ日であり、そのルーツはフランスの記念日「パリ祭」にありました。制定したのは日本ゼラチン・コラーゲン工業組合です。
暑さが本格化するこの時期は、ひんやりしたゼリーがいちばんおいしく感じられる季節でもあります。市販のゼリーを味わうのも、旬のフルーツで手作りに挑戦するのも素敵な過ごし方です。
最後に、この記事の要点を整理します。
- ゼリーの日は毎年7月14日で、曜日にかかわらず日付は動かない
- 由来はゼラチンの日と共通で、ルーツはフランスのパリ祭(7月14日)
- 制定は日本ゼラチン・コラーゲン工業組合で、日本記念日協会に登録されている
- 手作りするなら50〜60℃で溶かし、冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やす
- 常温で出したいときは寒天やアガーを選ぶと形が崩れにくい
7月14日はゼリーの日。由来を知ったうえで、お気に入りのゼリーで小さな夏の楽しみを味わってみてください。




















