生サーモンの日は7月30日|由来と「生サーモン」の意味

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7月30日は「生サーモンの日」です。「生(7)サーモン(30)」と読む語呂合わせから生まれた記念日で、制定したのはサーモンの養殖・加工を手がける株式会社モウイジャパンです。

ところで、記念日の名前にある「生サーモン」とは何を指すのでしょうか。刺身と同じ意味に思えますが、水産の世界での「生」には、ふだん使う「生」とは少し違う意味が込められています。この記事では7月30日になった由来と、「生サーモン」という言葉の中身、そして11月11日の「鮭の日」との違いまで整理して解説します。

生サーモンの日は7月30日。「生(7)サーモン(30)」の語呂合わせで決まった日付で、ここでの「生」は「一度も冷凍していない」という意味です。

目次

生サーモンの日はいつ?7月30日です

生サーモンの日は、毎年7月30日です。日付は固定されていて、年によって動くことはありません。

2019年(令和元年)に一般社団法人 日本記念日協会が認定・登録した、比較的新しい記念日です。暑さが厳しい時期に、鮮度のよいサーモンのおいしさを知ってもらうという狙いがあります。

2026年の7月30日は木曜日です。夏休みのまん中にあたる時期でもあり、家庭の食卓でも取り入れやすい記念日といえるでしょう。

生サーモンの日の由来|「生(7)サーモン(30)」の語呂合わせ

生サーモンの日の由来は、数字の語呂合わせです。「7」を「生(なま)」、「30」を「サーモン」と読み替えることで、7月30日が選ばれました。

紹介のされ方には少し幅があり、「な(7)まサー(30)モン」と区切って説明される場合もあります。いずれにしても、数字を言葉に置き換えて商品名を作るという発想は共通です。

記念日の日付は、こうした語呂合わせで決まる例がとても多いです。同じ7月30日の「梅干しの日」も、「梅干しを食べると難が去る」という言い伝えから「7(なん)が30(さる)」と読ませたものでした。

制定したのは「モウイジャパン」

制定者は、東京都中央区築地に本社を置く株式会社モウイジャパンです。ノルウェーのベルゲンに本社を構えるモウイ(Mowi ASA)の日本法人にあたります。

モウイは、サーモンの養殖から加工・販売までを手がける世界最大手として知られる企業グループです。同社が扱う「モウイ・サーモン」のおいしさを広く伝える機会として、この記念日が設けられました。

毎月30日は「サーモンの日」

同社は「30」をサーモンと読む語呂合わせから、毎月30日を「サーモンの日」としています。つまり7月30日は、年に一度の「生サーモンの日」と毎月の「サーモンの日」が重なる日ということになります。

「毎月○日」と「年に一度の○月○日」をセットで制定する形は、食べ物の記念日でよく見られます。天ぷらの日(7月23日と毎月23日)なども同じつくりです。

そもそも「生サーモン」とは?冷凍していないサーモンのこと

「生サーモン」とは、一度も冷凍していないサーモンのことです。記念日を制定したモウイジャパンも、冷凍をしていないサーモンを「生サーモン」と呼んでいます。

水産の「生」は「加熱していない」だけではない

ふだんの会話では、「生」は「火を通していない」という意味で使いますね。ところが水産の世界では、それに加えて「冷凍していない」「加工していない」という意味でも「生」という言葉が使われます。

そのため「生サーモン」は、刺身とまったく同じ意味ではありません。刺身は食べ方を指す言葉、生サーモンは流通している状態を指す言葉です。冷凍されたサーモンを解凍して刺身にすれば、それは刺身ではあっても「生サーモン」とは呼ばれない、というわけです。

言葉指しているもの
生サーモン一度も冷凍していない状態のサーモン(流通の状態)
刺身用サーモン生で食べられるように処理・表示されたサーモン(用途)
冷凍サーモン凍結された状態のサーモン。解凍して刺身にすることもある

ノルウェーから空輸で届くから「生」で流通できる

日本で売られているサーモンの多くは、ノルウェーやチリなどで養殖されたものです。これだけ距離が離れているのに生のまま届く理由は、船ではなく飛行機で運ばれているからです。

氷の上に並んだサーモンの切り身を落ち着いた光で撮った写真風のイメージ

刺身や寿司に使われるノルウェー産のサーモンは、冷凍せずに航空便で輸送されるものが多くあります。モウイ・サーモンも、一度も冷凍することなく生のまま日本へ届く点を特徴として打ち出しています。

冷凍していないほうが優れている、という単純な話ではありません。冷凍には品質を保つ大切な役割があり、生と冷凍は用途に応じて使い分けられています。

11月11日「鮭の日」との違い

サーモンや鮭の記念日は、7月30日だけではありません。11月11日には「鮭の日」があり、こちらは由来も制定者もまったく別です。

記念日日付由来制定
生サーモンの日7月30日「生(7)サーモン(30)」の語呂合わせモウイジャパン(企業)
鮭の日11月11日「鮭」のつくり「圭」が十一十一に見える新潟県村上市・大阪市中央卸売市場の委員会

由来のつくり方が違う

鮭の日の由来は、語呂合わせではなく漢字の分解です。「鮭」の右側にある「圭」を分けると「十一」「十一」に見えることから、11月11日が選ばれました。

制定の経緯も対照的です。鮭の日は1987年(昭和62年)に新潟県村上市が、1992年(平成4年)には大阪市中央卸売市場の「鮭の日委員会」が制定し、2003年(平成15年)に日本記念日協会の認定を受けています。地域や市場から育った記念日といえます。

「鮭」と「サーモン」は呼び分けられている

日本語では、天然のシロザケなどを「鮭」、生食されることが多い養殖のものを「サーモン」と呼び分ける傾向があります。生物学の分類による区別ではなく、流通や食べ方に沿った呼び分けです。

お店で刺身や寿司として並ぶ「サーモン」の多くは、タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)やトラウトサーモンです。焼き魚や塩鮭として売られる「鮭」とは、魚の種類そのものが違う場合も少なくありません。

魚の呼び名や漢字の由来は、それだけで奥行きのあるテーマです。秋の食卓に上がる魚の名前についても、意外な成り立ちがあります。

7月30日はほかにもある記念日

7月30日は、記念日が複数重なっている日です。食べ物では「梅干しの日」があり、こちらも語呂合わせで日付が決まっています。

食べ物以外では「プロレス記念日」も7月30日です。1953年(昭和28年)に日本プロレス協会が結成された日で、語呂合わせではなく歴史上の出来事が由来になっています。

7月の行事や記念日をまとめて確認したい場合は、次の記事が便利です。

生サーモンの日の楽しみ方

生サーモンの日には、決まった行事があるわけではありません。サーモンを食卓に取り入れる日、と考えれば十分です。買い方と食べ方のポイントを整理しておきます。

木のテーブルに置かれたサーモンの刺身とレモンを落ち着いたトーンで撮った写真風のイメージ

買うときは「生食用」「刺身用」の表示を確認する

サーモンを生で食べたいときは、パッケージの表示を確認するのが基本です。「刺身用」「生食用」と書かれたものを選び、表示のないものは加熱して食べます。

表示のない切り身は、加熱調理を前提に売られている場合があります。判断に迷ったときは、売り場の担当者に確認するのが確実です。

買うときのチェックポイント
  • 「刺身用」「生食用」の表示があるか
  • 「解凍」表示の有無を見る(解凍品は再冷凍しない)
  • 消費期限と保存温度の表示を確認する
  • 持ち帰ったら早めに冷蔵庫へ入れ、その日のうちに食べきる

7月30日は真夏の暑い時期です。持ち帰りに時間がかかるときは保冷剤を使い、常温に置いたままにしないよう気をつけてください。

定番の食べ方

サーモンは和洋どちらにも合わせやすい魚です。生食用のものが手に入ったら、次のような食べ方があります。

  • 刺身・寿司:わさび醤油のほか、玉ねぎスライスやレモンを添えても合う
  • サーモン丼:角切りにして醤油ダレやごま油で和え、ご飯に乗せる
  • カルパッチョ:薄切りにしてオリーブオイルと塩、ハーブを合わせる
  • マリネ:酢や柑橘でさっぱりと仕上げる
  • ムニエル・ホイル焼き:加熱して食べるなら定番の2品

生食用でないサーモンを買った場合も、ムニエルやホイル焼きにすれば記念日らしい一皿になります。加熱する前提で選べば、選択肢はぐっと広がります。

よくある質問

生サーモンの日はいつですか?

毎年7月30日です。「生(7)サーモン(30)」と読む語呂合わせが由来で、2019年に日本記念日協会が認定・登録しました。

「生サーモン」と「刺身用サーモン」は同じ意味ですか?

同じではありません。生サーモンは「一度も冷凍していない」流通の状態を指す言葉、刺身用サーモンは生で食べる用途向けに処理・表示されたものを指す言葉です。

誰が制定した記念日ですか?

東京都中央区築地に本社を置く株式会社モウイジャパンです。ノルウェーのモウイ(Mowi ASA)の日本法人で、同社は毎月30日も「サーモンの日」としています。

11月11日の「鮭の日」とは何が違いますか?

由来と制定者が違います。鮭の日は「鮭」のつくり「圭」を分解すると十一十一に見えることが由来で、新潟県村上市や大阪市中央卸売市場の委員会が制定しました。

まとめ:7月30日は「冷凍しないサーモン」の記念日

生サーモンの日のポイント
  • 生サーモンの日は毎年7月30日
  • 由来は「生(7)サーモン(30)」の語呂合わせ
  • 制定はモウイジャパン(ノルウェーのモウイの日本法人)
  • 2019年に日本記念日協会が認定・登録
  • 「生」は一度も冷凍していないという意味
  • 毎月30日は「サーモンの日」
  • 11月11日の「鮭の日」は漢字「圭」の分解が由来で別の記念日

生サーモンの日は、企業が自社の商品の魅力を伝えるために立てた記念日です。それでも「生」という一語の意味をたどると、サーモンが海を越えて食卓に届くまでの流れが見えてきます。

7月30日は「生(7)サーモン(30)」の日。ここでの「生」は「冷凍していない」という意味だと知っておくと、売り場の表示の見方も少し変わります。

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