8月の行事一覧|お盆・山の日・夏祭りの意味と2026年の日程

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8月は、お盆や山の日など日本ならではの行事が集まる月です。夏祭りや花火大会といったイベントも各地で開かれ、1年のなかでも季節感を強く感じられる時期といえます。

とはいえ「8月の行事って、結局いつ何があるんだっけ?」と迷うこともありますよね。この記事では、8月のおもな行事を一覧でまとめ、それぞれの意味や2026年の日程をやさしく解説します。

8月は学校が夏休みに入り、帰省や旅行の予定も立て込む時期です。行事の意味を知っておくと、子どもに「この日はなんでお休みなの?」と聞かれたときにも答えやすくなります。読み方は、一覧表で全体をつかむ、気になる行事の意味を読む、2026年の日付を控える、の3ステップです。

目次

8月はどんな行事がある?一覧でまとめてチェック

8月の行事は、大きく「国民の祝日」「お盆などの伝統行事」「夏祭りなどの季節イベント」の3つに分けられます。まずは全体像を一覧で確認しておきましょう。

一覧表には、行事名・2026年の時期・区分の3つを並べています。区分を見れば、その日が休みになるのか、家庭で営む行事なのか、地域の催しなのかがひと目で分かります。時期に「ごろ」と付いているものは、年によって前後したり地域によって変わったりする行事です。

夏祭りの提灯や花火など8月の風物詩のイメージ
行事・イベント時期(2026年)区分
山の日8月11日(火)国民の祝日
お盆(月遅れ盆)8月13日〜16日ごろ伝統行事
終戦記念日8月15日(土)記念日
立秋8月7日ごろ二十四節気
処暑8月23日ごろ二十四節気
夏祭り・花火大会8月を中心に各地で開催季節イベント

こうして並べてみると、8月はお盆を中心に行事が集中していることが分かります。次の章から、それぞれの行事をもう少しくわしく見ていきましょう。

家で迎える行事と、出かけて楽しむ行事

8月の行事は、家で迎えるものと出かけて楽しむものに分けると、準備の見通しが立てやすくなります。お盆の迎え火・送り火やお供えの用意は前者で、盆提灯やお花、供物をそろえる時間が必要です。

一方、夏祭りや花火大会、山の日の行楽は後者にあたります。こちらは日程と会場の確認、交通手段の手配が中心で、必要な準備の中身がまったく違います。

帰省をともなう年は、この2種類が同じ週に重なります。家で用意するものは7月のうちにそろえ、出かける予定は日程が発表されてから決める、と分けて動くと慌てずに済みます。

8月の国民の祝日「山の日」(8月11日)

8月にある国民の祝日は「山の日」だけです。日付は毎年8月11日と決まっており、2026年も8月11日(火曜日)にあたります。

山の日ができるまで、8月には国民の祝日がありませんでした。この祝日が加わったことで、いまは6月をのぞくすべての月に祝日があります。国民の祝日のなかでは、最も新しく加わった一日です。

祝日法で日付が8月11日と定められているため、ハッピーマンデー制度の祝日のように年ごとに動くことはありません。五輪にあわせた特例で日付が移された年が過去に2回ありますが、いまは本来の日にちに戻っています。多くの学校が夏休みの期間中で、家族の予定を合わせやすい祝日でもあります。

山の日の意味・由来

山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とした祝日です。2016年(平成28年)に施行された、比較的あたらしい祝日です。

8月11日になった理由については、「八」の字が山の形に、「11」が木の立ち並ぶ様子に見えるなど、いくつかの説が知られています。お盆の時期と近いため、夏休みをまとめて取りやすいという声もあります。

山の日は、山に親しむ活動を続けてきた団体などの働きかけを受けて法制化された祝日です。日付の理由は法律で説明されているわけではないため、上のような見方はいずれも定説とは言い切れません。

山の日は夏の祝日の中でも歴史が浅いので、由来を知らない人も多いんですよ。

制定までの流れや、日付の候補に挙がっていた案については、山の日だけを取り上げた記事にまとめています。

2026年の山の日はいつ?

2026年の山の日は8月11日(火曜日)です。前後の土日とお盆休みをあわせると、職場によっては長めの夏季休暇につながる年もあります。

日付が固定されているので、変わるのは曜日だけです。2027年は水曜日、2028年は金曜日と移っていき、土日と重なる年は連休になります。夏休みのまん中にあたる日で、ここを過ぎるとお盆の帰省シーズンが本格化します。

ポイント:山の日が日曜と重なった年は翌月曜が振替休日になります。2026年は火曜のため、振替休日はありません。

8月最大の行事「お盆」

8月の行事の中心といえば、やはりお盆です。ご先祖さまの霊をお迎えし、感謝の気持ちを伝える日本古来の行事で、帰省や墓参りをする家庭も多い時期です。

ひと口にお盆といっても、行事としてのお盆と、勤め先の夏季休暇である「お盆休み」は別のものです。休暇の日程は会社ごとに前後するため、法要やお墓参りの予定は行事としての日付を基準に組み立てると混乱しません。

お盆の作法は、宗派や地域、家ごとの慣習によって少しずつ違います。はじめて実家のお盆に加わるときは、飾りつけやお供えのしかたを先に聞いておくと安心です。

お盆の期間(8月13〜16日が一般的)

お盆の期間は地域によって異なりますが、全国的には8月13日から16日までの「月遅れ盆」が一般的です。東京の一部など、7月にお盆を行う地域もあります。

  • 13日:迎え火を焚き、ご先祖さまをお迎えする「盆の入り」
  • 14〜15日:お供えや墓参りをして過ごす「盆中日」
  • 16日:送り火でお見送りする「盆明け」

7月にお盆を行うのは東京の都市部などで、日程は7月13日から16日にあたります。沖縄や奄美では旧暦にもとづく旧盆が営まれ、2026年は8月下旬にあたります。実家や自分の地域がどれにあたるかは、早めに確かめておくと予定を立てやすくなります。

迎え火・送り火・盆踊り

お盆には、ご先祖さまの霊を導く「迎え火」と、見送る「送り火」を焚く風習があります。京都の五山送り火のように、地域全体の大きな行事になっているものもあります。

また、もともとは精霊を供養する意味を持つ「盆踊り」も、お盆の時期に各地で開かれます。今では夏祭りの定番イベントとして親しまれていますね。

迎え火は13日の夕方に、送り火は16日の夕方に焚くのが一般的です。玄関先や庭先で行う家庭が多く、火を使えない住まいでは盆提灯を灯して代えることもあります。

京都の五山送り火は毎年8月16日の夜に行われます。焚き方や後片づけの手順など、送り火の実際については次の記事にまとめています。

終戦記念日(8月15日)と平和を願う日

8月15日は終戦記念日です。1945年(昭和20年)のこの日、太平洋戦争が終わりを迎えました。毎年、戦没者を追悼し平和を祈る式典が各地で行われます。

正午には黙とうを捧げる習わしがあり、テレビやラジオでも追悼式の様子が伝えられます。お盆の帰省と重なるため、家族で平和について語り合う機会にもなります。

この日は1982年(昭和57年)の閣議決定で「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定められています。国民の祝日とは別のかたちで定められた日で、国が主催する追悼行事の日として位置づけられています。

政府主催の全国戦没者追悼式は、1965年(昭和40年)から日本武道館で行われています。式では正午に合わせて1分間の黙とうが呼びかけられ、同じ時刻に各地の家庭や職場でも黙とうが捧げられます。

8月上旬には、広島市で6日に平和記念式典、長崎市で9日に長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれます。6日・9日・15日と追悼の日が続くため、8月は平和について考える機会が多い月になっています。

2026年の8月15日は土曜日です。追悼式は正午前後に中継されるので、帰省先でも家族そろって手を合わせやすい年になります。

夏を彩る季節の行事・風物詩

祝日や伝統行事のほかにも、8月には夏らしいイベントがたくさんあります。地域ごとに個性ゆたかな行事が開かれるのも、この時期ならではの魅力です。

夏の行事は、にぎやかな見た目の奥に祈りの意味を残しているものが多くあります。豊作を願う祭礼、災いや病をはらう行事、ご先祖さまを供養する催しなど、成り立ちは行事ごとに異なります。由来を一つ知っておくと、同じ屋台や踊りでも見え方が変わってきます。

開催が集中するのは8月の上旬から中旬で、地域によっては数日続くものもあります。屋台の並びも踊りの形も土地ごとに違いますが、人が集まる場をつくる点は共通しています。

夜空に咲く花火大会のイメージ

夏祭り・花火大会

8月は全国で夏祭りや花火大会がピークを迎えます。東北の青森ねぶた祭や秋田竿燈まつりなど、夏を代表する大規模な祭りも8月上旬に集中しています。

屋台をめぐったり浴衣を着て出かけたりと、夏の思い出づくりにぴったりの行事です。開催日は年によって変わるため、お出かけ前に公式情報を確認すると安心です。

花火大会のなかには、慰霊や疫病退散を願う行事を起源とするものもあります。夏祭りも、その土地の信仰や産業を映した内容になっていることが少なくありません。

どの大会がいつ開かれるのか、当日の回り方まで知りたいときは、お出かけ向けにまとめた次の記事が便利です。

七夕(月遅れ)・地蔵盆などの地域行事

仙台七夕まつりのように、7月ではなく8月に七夕を行う「月遅れ七夕」の地域もあります。旧暦の季節感に近く、夏本番の風物詩として親しまれています。

関西を中心に行われる「地蔵盆」も8月の行事のひとつです。子どもの健やかな成長を願う行事で、地域の交流の場にもなっています。

月遅れで七夕を行う理由のひとつには、新暦の7月7日が梅雨と重なりやすい事情があります。1か月ずらせば夏空の下で笹飾りを楽しめるため、8月開催を続けている地域があります。

地蔵盆は8月23日・24日に行われることが多い行事です。毎月24日が地蔵菩薩の縁日にあたることに由来し、近畿地方や北陸の若狭地方などで盛んに営まれています。

8月の暦と二十四節気(立秋・処暑)

暑さの真っただ中の8月ですが、暦の上では秋が始まる月でもあります。二十四節気では「立秋」と「処暑」が8月にめぐってきます。

立秋は8月7日ごろで、この日を境に手紙のあいさつは「残暑見舞い」に変わります。処暑は8月23日ごろで、厳しい暑さがやわらいでいく時期を表しています。

2026年の立秋は8月7日(金曜日)、処暑は8月23日(日曜日)です。二十四節気の日付は太陽の位置をもとに決まるので、年ごとに1日ずれることがあります。

残暑見舞いを出すなら、立秋を過ぎてから8月中に届くようにするのが目安です。9月に入ってからのあいさつは、時候の言葉を秋のものに替えると自然にまとまります。

処暑を過ぎるころには朝晩の空気が変わりはじめ、夏休みの終わりも近づきます。8月の後半は、行事を楽しみながら少しずつ秋の支度へ切り替えていく時期です。

夏の土用が明けるのも立秋の前日です。土用が終わって秋が立つ、という並びで覚えておくと、7月から8月への季節の流れがつかみやすくなります。

それぞれの節気の意味や読み方、旬の食べものについては、8月の二十四節気をまとめた記事で紹介しています。

よくある質問

8月の祝日は何日ですか?

山の日(8月11日)の1日だけです。お盆休みと同じ週に入ることが多いので、会社員ならお盆休みとつなげた連休の起点として、学校なら夏休み中の祝日として意識しておくと、予定を立てやすくなります。

お盆は8月の何日ですか?

全国的に多いのは8月13日〜16日ですが、地域で異なるため、帰省先では「7月盆か8月盆か」を家族に確かめるのが確実です。東京の一部のように7月に営む地域や、旧暦にあわせて年ごとに日が動く地域もあります。

8月の行事といえば何が代表的ですか?

お盆と山の日、終戦記念日が代表的です。あわせて夏祭りや花火大会など、夏らしい季節イベントも各地で開かれます。

終戦記念日に会社や学校は休みになりますか?

8月15日は国民の祝日ではないため、休みになるかどうかは勤務先や学校の判断によります。夏季休暇がお盆と重なって結果的に休みになる職場は多いものの、制度としての休日ではありません。

地蔵盆はどんな人が参加する行事ですか?

町内会や自治会の単位で営まれることが多く、その地域に住む子どもたちが主役になります。お供えのお菓子が配られたり、ゲームや余興が用意されたりと、内容は地域ごとに違います。近所づきあいのきっかけになる行事でもあります。

まとめ:8月の行事を押さえて夏を楽しもう

8月の行事まとめ:山の日(8月11日)/お盆(8月13〜16日ごろ)/終戦記念日(8月15日)が8月の三本柱。あわせて夏祭り・花火大会・二十四節気もチェックしておきましょう。

  • 山の日(11日・火)……日付は固定で、年ごとに動くのは曜日だけ
  • お盆(13〜16日ごろ)……7月盆や旧盆の地域もあるので事前に確認
  • 終戦記念日(15日・土)……祝日ではないが、正午に黙とうが呼びかけられる
  • 立秋(7日)・処暑(23日)……手紙のあいさつは残暑見舞いへ切り替え
  • 夏祭り・花火大会……日程は主催者の発表を確認してから予定を組む

8月はお盆を中心に、伝統行事と夏のイベントが詰まったにぎやかな月です。それぞれの意味や日程を知っておくと、季節の移ろいをより深く味わえます。

今年の夏も、行事の背景に少し思いをはせながら、家族や仲間と楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

最初の一歩としておすすめなのは、実家や自分の地域のお盆がいつなのかを確かめることです。日程が決まれば、帰省の予定も、家でそろえるものも自然と見えてきます。

8月は「祈る日」と「楽しむ日」が交互に訪れる月です。意味を知って迎えると、同じ夏休みでも記憶の残り方が変わります。

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