クリスマスローズ花言葉の由来と意味|怖い?合格?

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クリスマスローズの花言葉を調べると「中傷」「怖い」といった言葉が目に入り、贈ってよいのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。一方で受験シーズンには「合格の花」として並び、印象がちぐはぐに感じられます。

この記事では、5つの花言葉の意味と由来、「怖い」と言われる理由、色別の花言葉の有無、「合格の花」と呼ばれる理由、そして贈るときの選び方までをまとめて解説します。

先に結論をお伝えすると、花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」「追憶」「忘れないで」「中傷」の5つです。「中傷」は植物の毒性に由来する言葉なので、贈り物として避ける必要はありません。

目次

クリスマスローズの花言葉一覧

クリスマスローズの花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」「追憶」「忘れないで」「中傷」の5つです。

冬の寒い時期にひっそりと咲くクリスマスローズには、切なく美しい花言葉が多くつけられています。まずは代表的な花言葉の意味を見ていきましょう。

これらは西洋で生まれた花言葉が日本に伝わったもので、5つのうち4つは相手に寄り添う気持ちを表す言葉です。ネガティブに見えるのは「中傷」だけで、その由来も人間関係ではなく植物そのものにあります。

花言葉意味合い由来の背景
私の不安を和らげて心配ごとをやわらげてほしいという願い不安をしずめる花と信じられた歴史
慰めそっと寄り添う気持ち寒い時期に静かに咲く姿
追憶過ぎた日々を思い返す気持ち戦地に向かう恋人に贈った言い伝え
忘れないで相手の心に残りたいという願い同じく中世ヨーロッパの逸話
中傷根も葉もない悪口根や茎に毒を持つという性質

「私の不安を和らげて」「慰め」の意味

クリスマスローズには心を落ち着かせるような香りがあります。古くからヨーロッパでは、この香りが不安な気持ちをやわらげてくれると信じられていました。

そこから「私の不安を和らげて」「慰め」という花言葉が生まれたとされています。つらい時期を過ごしている方への贈り物にもふさわしい花です。

英語では「Relieve my anxiety(私の不安を和らげて)」と表現されます。花そのものに効き目を求める言葉ではなく、「そばにいてほしい」という呼びかけに近い意味合いです。

そのため、受験を控えた家族や、環境が変わったばかりの友人へ贈る花としても選ばれます。カードに「気持ちが少しでも軽くなりますように」と一言添えると、花言葉の意味が伝わりやすくなります。

「追憶」「忘れないで」の意味

中世ヨーロッパでは、戦場へ旅立つ恋人にクリスマスローズを手渡す風習がありました。「どうか私のことを忘れないで」という祈りを込めて贈ったのです。

この逸話から「追憶」「忘れないで」という花言葉がつけられました。離れて暮らす大切な人への想いを伝える花としても知られています。

同じ「忘れないで」でも、ワスレナグサが春の花なのに対しクリスマスローズは冬に咲きます。寒さのなかで長く咲き続ける姿が、会えない時間の長さと重なったのでしょう。

そのため、卒業や転勤などしばらく会えなくなる相手への贈り物にも向いています。「またこの花が咲くころに会いましょう」と添えれば、別れではなく再会を約束する言葉になります。

冬の庭に咲くクリスマスローズの上品な写真風イメージ

クリスマスローズ花言葉に怖い意味はある?

クリスマスローズの花言葉を調べると「怖い」という関連ワードが出てきます。結論からいうと、「中傷」という少しネガティブな花言葉が含まれていることが理由です。

ただし、この花言葉の背景を知れば、贈り物として使っても問題ないことがわかります。

「怖い」と感じられる理由は、大きく3つに分けられます。(1)「中傷」という花言葉があること、(2)学名に「食べると死ぬ」という意味が含まれること、(3)実際に根や茎に毒があることです。

いずれも植物の性質や語源にまつわる話で、贈る相手や気持ちに向けられた意味ではありません。順番に見ていきましょう。

「中傷」の花言葉とその由来

クリスマスローズの学名は「ヘレボルス・ニゲル」です。ヘレボルスはギリシャ語で「食べると死ぬ」、ニゲルは「黒」という意味があります。

実はクリスマスローズの根や茎には毒性があり、古代の戦争では敵兵の水源にこの毒を混ぜたという伝説が残っています。こうした暗い歴史から「中傷」という花言葉が生まれました。

一方で、古代ギリシャやローマではヘレボルスが薬草として扱われた記録も残っています。当時は「毒にも薬にもなる植物」として、畏れと敬いの両方を向けられていました。

英語の花言葉では「Scandal(スキャンダル)」「Calumny(中傷)」と訳されます。根も葉もない噂が人を傷つける様子を、目に見えない毒になぞらえた言葉と考えられます。

贈り物にしても大丈夫?

結論:クリスマスローズを贈り物にしても問題ありません。「中傷」の花言葉は植物の毒性に由来するもので、贈る行為とは無関係です。

現代では「慰め」「私の不安を和らげて」といったポジティブな花言葉のほうが広く知られています。花言葉を添えたメッセージカードを一緒に贈れば、気持ちがしっかり伝わるでしょう。

それでも気になるときは、カードに伝えたい花言葉を1つだけ書き添えると誤解が生まれません。「慰め」「私の不安を和らげて」のように、贈る理由と結びつく言葉を選ぶのがおすすめです。

鉢植えや切り花を渡すときは、毒性への配慮だけ忘れずに。小さなお子さんやペットがいるご家庭には、口に入らない場所に飾ってほしいと一言添えておくと安心です。

クリスマスローズの花言葉の由来と伝説

クリスマスローズの花言葉には、名前の由来やヨーロッパの伝説が深く関わっています。その背景を知ると、花言葉がより印象深く感じられるはずです。

由来は「名前」「伝説」「毒性」の3つの層に分けて整理できます。名前は咲く季節と花の形から、伝説は中世ヨーロッパの物語から、そして「中傷」は植物そのものの性質から生まれました。

日本の園芸店に広く出回るようになったのは比較的近年のことです。ヨーロッパでは古くから庭に植えられ、物語や絵画の題材にもなってきました。

名前の由来(クリスマスに咲くバラに似た花)

クリスマスローズという名前は「クリスマスの頃に咲く、バラに似た花」という意味です。実際にはバラ科ではなくキンポウゲ科の植物ですが、花の形がバラを思わせることからこの名がつきました。

原種のヘレボルス・ニゲルはちょうど12月末から咲き始めます。寒い冬にうつむき加減に咲く姿は控えめで上品な印象を与えます。

「ニゲル」は根が黒っぽいことに由来する名前です。分類上はキンポウゲ科ヘレボルス属の多年草で、一度植えれば毎年花を咲かせてくれます。

なお、日本の園芸店で「クリスマスローズ」として売られている多くは、オリエンタリス系の交配種です。欧米ではこちらを、四旬節(レント)の頃に咲くことから「レンテンローズ」と呼び分けています。

中世ヨーロッパの恋人たちの逸話

「追憶」「忘れないで」の花言葉のもとになった伝説は、中世ヨーロッパにさかのぼります。

戦地に向かう騎士に、残される女性がクリスマスローズを手渡しました。「この花が咲くたびに私を思い出して」という願いが込められていたそうです。冬に咲くこの花は、別れの季節と重なることで一層切ない意味を帯びたのでしょう。

もうひとつ有名なのが、クリスマスの夜の言い伝えです。生まれたばかりのイエスに贈るものを持たない少女が涙を落としたところ、天使がその地面に触れて白い花を咲かせたと語り継がれています。

この白い花こそがクリスマスローズだとされ、名前の由来としても紹介されます。贈るものがない少女に花が差し出されたという筋書きは、「慰め」という花言葉ともよく重なります。

ヨーロッパの冬景色とクリスマスローズをイメージした落ち着いた写真風イラスト

クリスマスローズに色別の花言葉はある?

クリスマスローズには色別の花言葉はありません。白・ピンク・紫・黒・黄色など20種類以上の花色がありますが、どの色も共通の花言葉が使われます。

色別の花言葉が気になるのは、バラやチューリップ、カーネーションでは色ごとに意味が変わるからでしょう。クリスマスローズはその点が異なり、色を問わず同じ5つの花言葉が使われます。

そのぶん、色は「花言葉の意味」ではなく「贈る相手や場面に合う印象」で選んで問題ありません。花言葉を伝えたいときは、カードに言葉を書き添えるほうが確実です。

色ごとの花言葉は存在しない

バラやチューリップでは色ごとに花言葉が異なりますが、クリスマスローズにはそのような区別がありません。品種改良によって花色のバリエーションが増えたのが比較的最近のことで、色別の花言葉が定着しなかったためと考えられています。

色別の花言葉を紹介している情報も見かけますが、広く定着した出典は見当たりません。迷ったときは、共通の5つの花言葉から伝えたいものを選ぶほうが確実です。

また、クリスマスローズは花色よりも咲き方の違いが大きい花です。一重・半八重・八重のほか、内側に斑点が入るスポット系など、同じ色でも印象がかなり変わります。

色ごとのイメージと選び方

花言葉に違いはなくても、色によって受ける印象は変わります。贈るシーンに合わせて選ぶ参考にしてください。

印象・イメージおすすめシーン
清楚・純粋お見舞い、お祝い全般
ピンクやさしさ・温かみ誕生日、母の日
高貴・神秘的目上の方への贈り物
黒(ダークパープル)シック・個性的ガーデニング好きの方へ
黄色・グリーンさわやか・明るい新生活のお祝い

選ぶときの基準は3つあります。相手の好きな色、飾る場所の明るさ、そして場面のあらたまり具合です。

白は清潔感があり、お見舞いから仏事まで幅広く使えます。濃い色は写真に映えるため、ガーデニングを楽しむ方や個性的な花を好む方に向いています。

あらたまった場面では、花色を1色にそろえてシンプルにまとめると失敗がありません。カジュアルな贈り物なら、八重咲きやグラデーションの品種を選ぶと華やかになります。

クリスマスローズが「合格の花」と呼ばれる理由

クリスマスローズは受験シーズンに人気が高まる花でもあります。その理由は花の構造にあります。

咲き始めはニゲルが12月ごろ、オリエンタリス系の交配種は2月ごろです。どちらも3月ごろまで花が続くため、受験シーズンの1月〜3月はちょうど花が多く出回る時期にあたります。

そこに「花びらに見える部分が散らない」という性質が重なります。開花期の一致と落ちない花という2つの特徴から、受験の縁起物として扱われるようになりました。

なお「合格の花」は、どこかの団体が定めた正式な呼び名ではありません。園芸店や花店が受験期の贈り物として紹介するなかで広まった呼び方です。

ガク(萼)が落ちないから「落ちない花」

クリスマスローズの花びらに見える部分は、実はガク(萼片)です。花びらとは違い、ガクは散って落ちることがありません。

この「落ちない」という特徴から、受験の縁起物として「合格の花」と呼ばれるようになりました。開花時期が1月〜3月と受験シーズンに重なることも人気の理由です。

本当の花びらは蜜を出す小さな器官に変化しており、咲き進むと落ちてしまいます。残ったガクは受粉のあとに緑色を帯び、そのまま1〜2か月ほど姿を保ちます。

この花もちの長さは、鉢植えを贈るときの利点にもなります。受験前に渡した花が結果の出るころまで咲いているのは、縁起の面でも喜ばれるポイントです。

受験シーズンの贈り物としての人気

受験生への贈り方のコツ:花言葉の「慰め」や「私の不安を和らげて」は、試験前の不安な気持ちに寄り添う意味としてぴったりです。鉢植えで贈れば長く楽しめます。

園芸店やフラワーショップでは、受験シーズンになるとクリスマスローズを「合格祈願の花」として販売するところもあります。メッセージカードに「落ちない花だよ」と添えれば、受験生の励みになるでしょう。

渡すタイミングは、年末から1月上旬までが落ち着いています。試験の直前は気持ちが張りつめている時期なので、短く「応援している」と伝えるだけにとどめるほうが負担になりません。

形は、机の脇に置ける小さめの鉢植えか、水替えの手間が少ないミニブーケが向いています。大きな花束は置き場所に困ることがあるため、受験生本人へ贈るなら避けたほうが無難です。

鉢植えのクリスマスローズとメッセージカードのイメージ

クリスマスローズを贈るのにおすすめのシーン

クリスマスローズは花言葉の意味を活かして、さまざまなシーンで贈ることができます。具体的なおすすめシーンを紹介します。

迷いやすいのは「どの形で渡すか」です。鉢植え・切り花・寄せ植えのどれを選ぶかで、相手の手間も置き場所も変わります。シーン別の目安をまとめました。

シーンおすすめの形添えたい花言葉
入院中のお見舞い小さめの切り花・アレンジ私の不安を和らげて
退院祝い・自宅療養中鉢植え慰め
受験の応援小さめの鉢植え・ミニブーケ慰め
冬の誕生日鉢植え忘れないで
卒業・退職花束・寄せ植え追憶

お見舞い・励ましの贈り物に

「私の不安を和らげて」「慰め」という花言葉を持つクリスマスローズは、体調を崩している方やつらい時期を過ごしている方への贈り物に向いています。

控えめで上品な見た目のため、派手すぎる花が気になる場面でも選びやすいのがメリットです。鉢植えなら手入れの負担も少なく、長く花を楽しんでもらえます。

ただし入院中のお見舞いに限っては、鉢植えを避ける習慣があります。「根付く」が「寝付く」を連想させるという理由からで、鉢植えを選ぶなら退院後や自宅療養中の方に贈ると安心です。

また、病院によっては生花の持ち込み自体が制限されています。渡す前に病室へ花を持ち込めるかを確認し、難しければ退院後に届ける形へ切り替えましょう。

冬の誕生日プレゼントに

クリスマスローズの誕生花は11月16日・12月13日・12月26日など、冬の日付に多く該当します。冬生まれの方への誕生日プレゼントとして選べば、季節感のある贈り物になります。

誕生花は出典によって挙げる日付が異なるため、カードには日付ではなく花言葉を書き添えるほうが伝わりやすくなります。

花束にすると華やかですが、鉢植えなら毎年花を咲かせてくれるので「忘れないで」の花言葉にもぴったりですね。

鉢植えを贈るなら、置き場所の目安も一緒に伝えておくと親切です。夏の直射日光が当たらない半日陰に置き、土の表面が乾いたら水をやるのが基本の管理になります。

ほかにもクリスマスの贈り物や、卒業・退職で別れを迎える方への「追憶」を込めたプレゼントとしても喜ばれます。花言葉を一言添えるだけで、気持ちの伝わり方がぐっと変わるはずです。

よくある質問

クリスマスローズの花言葉について、検索されることの多い疑問をまとめました。

クリスマスローズの花言葉はいくつありますか?

代表的な花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」「追憶」「忘れないで」「中傷」の5つです。いずれも西洋で生まれた花言葉が日本に伝わったもので、色や品種による違いはありません。

「中傷」の花言葉があっても贈って大丈夫ですか?

問題ありません。「中傷」は根や茎に毒を持つという植物の性質に由来する言葉で、贈る相手や気持ちに向けた意味ではないからです。気になるときは、カードに「慰め」など伝えたい花言葉を1つだけ書き添えると誤解が生まれません。

お見舞いに贈ってもよいですか?

花言葉の面では向いている花です。ただし入院中のお見舞いでは鉢植えを避ける習慣があり、病院によっては生花の持ち込み自体が制限されています。事前に確認し、難しければ退院後に届ける形にしましょう。

なぜ受験の縁起物として人気があるのですか?

花びらに見えるガクが散らずに残るため、「落ちない花」として縁起がよいとされるからです。開花期が1月〜3月の受験シーズンと重なることも理由の1つになっています。なお「合格の花」は正式に制定された呼び名ではなく、園芸店などで広まった言い方です。

毒があると聞きましたが、家で育てても大丈夫ですか?

根や茎に有毒成分を含むため、小さなお子さんやペットが口に入れない場所に置くのが前提です。植え替えや花がら切りのときは手袋を使い、作業のあとに手を洗いましょう。誤って口にしてしまった場合は、自己判断せず医療機関や動物病院に相談してください。

まとめ

クリスマスローズの花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」「追憶」「忘れないで」「中傷」の5つです。

「中傷」という怖い花言葉は植物の毒性に由来するもので、贈り物として気にする必要はありません。色別の花言葉はありませんが、色ごとのイメージに合わせて選ぶと喜ばれます。

また、ガクが落ちない構造から「合格の花」としても人気があり、受験シーズンの贈り物にもおすすめです。花言葉の意味を知ったうえで贈れば、大切な人への気持ちがより深く伝わるでしょう。

  • 花言葉は5つ。うち4つは相手に寄り添う意味の言葉
  • 「中傷」の由来は根や茎の毒性で、贈る行為とは無関係
  • 色別の花言葉はなく、色は印象で選んでよい
  • ガクが散らないので「落ちない花」=受験の縁起物
  • 入院中のお見舞いは鉢植えを避け、切り花やアレンジにする

まず決めるのは「誰に・どの場面で贈るか」です。相手と場面が決まれば、シーン別の表から形(鉢植えか切り花か)を選び、最後にカードへ添える花言葉を1つ書けば準備は完了します。

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