11月の行事一覧|意味と由来をわかりやすく紹介

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11月の行事一覧カレンダー

11月は秋の深まりとともに、日本ならではの行事や祝日が続く月です。まずは主な行事を一覧で確認しておきましょう。

11月の主な行事・祝日・記念日

日付行事・記念日おもな内容
11月3日文化の日国民の祝日。文化勲章の授与式が行われる
11月7日頃立冬二十四節気のひとつ。暦の上で冬の始まり
11月の酉の日酉の市縁起熊手で商売繁盛を願うお祭り
11月15日七五三子どもの健やかな成長を祝う伝統行事
11月23日勤労感謝の日国民の祝日。新嘗祭がルーツ

11月は旧暦で「霜月(しもつき)」と呼ばれます。霜が降り始める時期という意味で、冬への準備が本格化する季節です。

紅葉と秋空のイメージ写真

文化の日(11月3日)の意味と由来

文化の日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とした国民の祝日です。毎年11月3日に定められています。

文化の日が11月3日になった理由

11月3日は、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日にあたります。この憲法が平和と文化を重視していることから、1948年に「文化の日」として祝日に制定されました。

また、11月3日はもともと明治天皇の誕生日であり、戦前は「明治節」という祝日でした。明治時代の近代化の功績を文化の発展と結びつけたことも、この日が選ばれた背景にあります。

文化の日の過ごし方

この日は皇居で文化勲章の授与式が行われるほか、全国の美術館や博物館で無料開放イベントが実施されることがあります。芸術の秋を楽しむにはぴったりの祝日といえるでしょう。

文化の日は晴れの特異日としても知られており、統計的に晴天率が高い日です。お出かけにも向いています。

七五三(11月15日)の意味と由来

七五三は、子どもの成長を祝って神社にお参りする日本の伝統行事です。11月15日を中心に、全国の神社で晴れ着姿の家族連れを見かけます。

七五三の年齢と意味

七五三でお祝いする年齢には、それぞれ意味があります。

七五三の年齢と意味
  • 3歳(男女)「髪置き」:それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式
  • 5歳(男の子)「袴着」:初めて袴を着ける儀式
  • 7歳(女の子)「帯解き」:子ども用の紐付き着物から大人と同じ帯を締める儀式

これらの儀式は、かつて子どもの死亡率が高かった時代に「無事に成長できた」ことへの感謝と、今後の健やかな成長を願う気持ちが込められていました。

なお、11月15日という日付は、旧暦の11月15日が「鬼宿日(きしゅくにち)」と呼ばれる吉日だったことに由来します。現在では11月15日にこだわらず、10月から11月にかけて都合のよい日にお参りする家庭も増えています。

千歳飴の由来

七五三といえば千歳飴が欠かせません。千歳飴の起源には諸説ありますが、江戸時代の元禄年間に浅草の飴売り・七兵衛が紅白の飴を「千年飴」として売り出したのが始まりという説が有力です。

細長い形には「長く伸びる」=「長寿」の願いが込められており、紅白の色合いもお祝いにふさわしいものです。千歳飴の袋には松竹梅や鶴亀など、縁起のよい絵柄が描かれています。

七五三の千歳飴や晴れ着のイメージ

酉の市の意味と由来

酉の市(とりのいち)は、11月の酉の日に行われるお祭りです。商売繁盛や開運を願い、縁起熊手を買い求める人で賑わいます。

酉の市はいつ?酉の日の仕組み

酉の日は十二支に基づいて12日ごとに巡ってきます。11月に酉の日が2回ある年は「二の酉」まで、3回ある年は「三の酉」まで開催されます。

「三の酉まである年は火事が多い」という言い伝えがあり、火の用心のお札を配る神社もあります。実際の根拠はありませんが、江戸時代から続く風習です。

酉の市の発祥は、東京・足立区の大鷲(おおとり)神社といわれています。現在は新宿の花園神社や浅草の鷲(おおとり)神社が特に有名で、深夜から多くの参拝客が訪れます。

縁起熊手の意味

酉の市で売られる縁起熊手には「福をかき込む」という意味があります。おかめや大判小判、鶴亀などの縁起物が飾り付けられた華やかな熊手は、お店の入り口や神棚に飾るのが一般的です。

購入するときは「まけて(値引きして)」と交渉し、最後に値引き分をご祝儀として渡すのが粋なやり取りとされています。初めての方は小さな熊手から始めて、毎年少しずつ大きくするのがよいとされています。

勤労感謝の日(11月23日)の意味と由来

勤労感謝の日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨とした国民の祝日です。

新嘗祭とのつながり

勤労感謝の日のルーツは、宮中行事の「新嘗祭(にいなめさい)」にあります。新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀を神々に供え、自らも食する儀式で、五穀豊穣に感謝する日本最古の祭祀のひとつです。

戦後の1948年、GHQの方針もあって新嘗祭という名称から改められ、「勤労感謝の日」として国民の祝日に制定されました。日付の11月23日は新嘗祭と同じ日が引き継がれています。

勤労感謝の日の過ごし方

働く人への感謝を伝える日として、子どもが親に手紙や似顔絵をプレゼントする学校行事が行われることもあります。また、各地の神社では新嘗祭の神事が今も続いており、参拝して収穫の恵みに感謝するのもよいでしょう。

勤労感謝の日は「働く人に感謝する日」であると同時に、新嘗祭の流れをくむ「収穫に感謝する日」でもあります。食卓に新米を並べて、秋の実りを味わうのもすてきな過ごし方です。

11月のその他の行事・記念日

文化の日・七五三・酉の市・勤労感謝の日のほかにも、11月にはさまざまな行事や記念日があります。

立冬(11月7日頃)

立冬は二十四節気のひとつで、暦の上では冬の始まりにあたります。日が短くなり、木枯らしが吹き始める時期です。

この頃から冬支度を始めるのが昔からの習わしで、こたつを出したり、冬物の衣替えをしたりするタイミングの目安になります。

その他の記念日

日付記念日内容
11月1日古典の日紫式部日記の記述にちなんで制定
11月8日いい歯の日「いい(11)は(8)」の語呂合わせ
11月11日ポッキー&プリッツの日「1」が並ぶ見た目にちなんで制定
11月15日きものの日七五三に合わせて着物の普及を目的に制定
11月22日いい夫婦の日「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合わせ

11月は語呂合わせの記念日が多い月でもあります。「11」を「いい」と読む語呂から、「いい○○の日」がたくさん生まれました。

11月の行事食・旬の食べ物

11月は収穫の季節の締めくくりでもあり、行事に合わせた食べ物や旬の味覚が豊富です。

行事に合わせた食べ物

11月の行事食
  • 七五三:千歳飴、赤飯、お祝い膳
  • 新嘗祭・勤労感謝の日:新米、餅
  • 酉の市:切山椒(きりざんしょう)※酉の市の縁起菓子

11月が旬の食材

秋から冬への移り変わりの時期にあたる11月は、食材の種類が特に豊富です。

  • 魚介:さんま、牡蠣、ズワイガニ(解禁)、ヒラメ
  • 野菜:白菜、大根、れんこん、春菊、ごぼう
  • 果物:柿、みかん、りんご、ラ・フランス
  • きのこ:しいたけ、まいたけ、なめこ

鍋料理がおいしくなる季節です。白菜や春菊、きのこ類など、11月が旬の食材を組み合わせた鍋で、寒い夜を温かく過ごしてみてはいかがでしょうか。

秋の味覚・旬の食材のイメージ

まとめ

11月の行事を振り返ると、日本の暮らしに根付いた伝統と季節感が感じられます。

  • 文化の日(11月3日):日本国憲法公布を記念した祝日。美術館の無料開放も
  • 七五三(11月15日):子どもの成長を祝う伝統行事。千歳飴が定番
  • 酉の市(11月の酉の日):縁起熊手で商売繁盛を祈願
  • 勤労感謝の日(11月23日):新嘗祭がルーツの国民の祝日
  • 立冬(11月7日頃):暦の上での冬の始まり

忙しい日々のなかでも、こうした行事の意味を知っておくと、季節の移ろいをより深く感じられます。11月ならではの行事や旬の味覚を、暮らしのなかで楽しんでみてください。

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