2026年の夏至はいつ?6月21日(日)
2026年の夏至は6月21日(日曜日)です。太陽黄経が90度に達する瞬間は17時25分頃とされています。
夏至は1年のうちで最も昼の時間が長くなる日です。「夏至」と聞くと特定の1日をイメージしますが、二十四節気では次の節気「小暑」の前日までの期間を指すこともあります。2026年の場合、6月21日から7月6日までが「夏至の期間」にあたります。
夏至の日付は毎年変わる?仕組みを解説
夏至の日付は毎年同じとは限りません。地球が太陽のまわりを一周する時間は約365.2422日で、暦の1年(365日)とはわずかにズレがあります。このズレの蓄積とうるう年の補正によって、夏至の日付が6月21日になる年と22日になる年があるのです。
近年は6月21日に落ち着く年が続いていますが、過去には6月22日が夏至だった年もあります。
2025年〜2030年の夏至一覧表
| 年 | 夏至の日付 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2025年 | 6月21日 | 土曜日 |
| 2026年 | 6月21日 | 日曜日 |
| 2027年 | 6月21日 | 月曜日 |
| 2028年 | 6月21日 | 水曜日 |
| 2029年 | 6月21日 | 木曜日 |
| 2030年 | 6月21日 | 金曜日 |
2025年から2030年まではすべて6月21日です。ただし、年によっては6月22日になることもあるため、正確な日付は国立天文台の暦要項で確認するのが確実でしょう。

夏至とは?意味と読み方
夏至は「げし」と読みます。文字通り「夏が至る(きわまる)」という意味で、太陽の力が1年で最も強くなる時期を表しています。
二十四節気における夏至の位置
二十四節気は、1年を太陽の動きに合わせて24等分した季節の区切りです。夏至はその10番目にあたり、春分→清明→穀雨→立夏→小満→芒種と進んだ先に位置します。
芒種(6月5日頃)→ 夏至(6月21日頃) → 小暑(7月7日頃)
夏至を過ぎると暦の上では少しずつ日が短くなっていきます。ただし、実際の暑さのピークは7月下旬〜8月上旬にずれ込みます。

夏至と「夏至の期間」の違い
「夏至」には2つの使い方があります。1つは6月21日というピンポイントの日付、もう1つは次の節気「小暑」の前日までの約15日間を指す使い方です。
天気予報や日常会話では1日を指すことがほとんどですが、俳句の季語や暦の解説では期間として扱われる場面もあります。文脈に応じて使い分けると、季節の話題がより深まるでしょう。
夏至の日照時間はどのくらい?
夏至は「1年で最も昼が長い日」ですが、具体的にはどのくらいの時間なのでしょうか。東京のデータをもとに見てみましょう。
夏至の日の出・日の入り時刻(東京)
| 項目 | 夏至(6月21日) | 冬至(12月頃) |
|---|---|---|
| 日の出 | 4時25分 | 6時47分頃 |
| 日の入り | 19時00分 | 16時32分頃 |
| 昼の長さ | 約14時間35分 | 約9時間45分 |
夏至と冬至では、昼の長さに約4時間50分もの差があります。夏至の日は朝4時台にはもう明るくなり始め、夜7時まで空に明るさが残ります。

夏至なのに一番暑くないのはなぜ?
夏至は昼が最も長い日ですが、1年で最も暑い日ではありません。これは地面や海が温まるのに時間がかかるためです。
太陽のエネルギーが最大になるのは夏至の頃ですが、地表の温度はそこから約1〜2か月遅れてピークに達します。お風呂のお湯を沸かし始めても、すぐには熱くならないのと似た仕組みです。そのため、実際の猛暑日は7月下旬から8月上旬に集中します。

夏至が一番暑いわけじゃないんですね。暑さのピークは約1〜2か月先なんです。
夏至の食べ物と風習
夏至には、地域ごとにさまざまな食べ物や風習が伝わっています。冬至のかぼちゃほど全国共通の行事食はありませんが、各地の特色ある食文化を知ると楽しめます。
関西のタコ、関東の小麦餅
関西地方では夏至の頃にタコを食べる風習があります。これは田植えの時期と重なることから、「稲の根がタコの足のようにしっかり根付くように」という願いが込められています。
- 関西地方:タコ(稲がしっかり根付くように)
- 奈良・大阪河内:半夏生餅(もち米と小麦をつき、きなこをまぶしたもの)
- 福井県:焼きサバ(田植え疲れを癒やす栄養補給)
- 香川県:うどん(小麦の収穫を祝う)
- 京都:水無月(三角形の和菓子で厄払い)
奈良県や大阪の河内地方では「半夏生餅(はんげしょうもち)」が有名です。もち米と小麦を半々でつき、きなこをまぶして作るこの餅は「小麦餅」とも呼ばれ、田植え終わりの感謝と豊作祈願の意味があります。
各地に伝わる夏至の行事
食べ物以外にも、夏至にまつわる行事は各地に残っています。
三重県の二見興玉神社では、夏至の日に夫婦岩の間から昇る朝日を拝む「夏至祭」が行われます。参拝者が海に入って禊(みそぎ)をする光景は、夏至ならではの風物詩です。
また、北欧では夏至祭(ミッドサマー)が盛大に祝われることで知られています。スウェーデンではメイポールのまわりで踊り、フィンランドでは湖畔でかがり火を焚く伝統があります。日本とは異なるスケールで夏至を楽しむ文化は、興味深いものがあるでしょう。
夏至の過ごし方アイデア
せっかく1年で最も日が長い夏至。日常にちょっとした工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
キャンドルナイトで夏至を楽しむ
2003年から始まった「100万人のキャンドルナイト」は、夏至の夜に電気を消してキャンドルの灯りで過ごすイベントです。環境省も推奨するこの取り組みは、省エネだけでなく、ゆったりとした時間を味わうきっかけにもなります。
- 20時〜22時の2時間、部屋の電気を消す
- キャンドルの灯りで食事や読書を楽しむ
- 家族や友人とゆっくり会話する時間にする
旬の食材を取り入れた食卓
夏至の頃に旬を迎える食材を食卓に並べるのも、季節を感じる方法の一つです。
枝豆やトウモロコシ、みょうがなどの夏野菜が出回り始める時期でもあります。先ほど紹介した地域の風習にならって、タコ料理やうどんを用意してみるのも良いでしょう。暦を意識した食卓は、日々の暮らしに小さな彩りを添えてくれます。


まとめ
2026年の夏至は6月21日(日曜日)です。東京では日の出が4時25分、日の入りが19時00分で、昼の長さは約14時間35分にもなります。
夏至は二十四節気の一つで、太陽の力が1年で最もきわまる日です。関西のタコや奈良の半夏生餅など、地域ごとに伝わる食文化も魅力的なポイントでしょう。
キャンドルナイトや旬の食材を楽しみながら、1年で一番長い昼を味わってみてはいかがでしょうか。



夏至の日は早起きして朝日を浴びるのもおすすめですよ。














