「パフェの日って、いつなんだろう?」「なぜパフェに記念日があるの?」と気になって調べていませんか。じつはパフェの日は野球と深い関わりがあり、その由来を知ると思わず誰かに話したくなります。
この記事では、パフェの日がいつなのか、6月28日に決まった由来や3つの説、そして覚えておくと会話で使える豆知識まで、季節の楽しみとしてまとめました。
6月28日に合わせて看板メニューを入れかえるカフェもあります。市販のアイスと旬の果物をグラスに重ねるだけでも、記念日らしい一皿になります。由来の小ネタは、家族との食卓や職場の雑談でそのまま使える話題です。
パフェの日とは?まずは結論(いつ・何の日か)
パフェの日は、毎年6月28日に定められた記念日です。パフェのおいしさや見た目の美しさ、組み合わせの豊かさを、より多くの人と楽しもうという目的でつくられました。
名前のとおり主役になるのは、グラスに何層も重ねて仕上げるあの冷たいスイーツです。特定の企業やブランドの商品を指す記念日ではないため、専門店の一皿でも、コンビニのカップデザートでも、この日の主役になります。
パフェの日は毎年6月28日
パフェの日は日付が固定されており、毎年6月28日でかわりません。梅雨の合間で蒸し暑くなりはじめる時期でもあり、冷たいスイーツが恋しくなる季節と重なります。
この日には、記念日にちなんで新作パフェを出したり、割引を行ったりするお店も見られます。季節の節目として、ちょっとしたごほうびにパフェを楽しむきっかけにぴったりの日です。
6月は国民の祝日がない月で、暦の上での区切りが少なく感じられます。梅雨で外出もおっくうになりがちな時期だからこそ、パフェの日のような小さな記念日が予定づくりの手がかりになります。
日付で数えると、6月28日は1年の179日目(うるう年は180日目)です。ちょうど折り返し地点が近づくころで、上半期の締めくくりに向かうタイミングでもあります。
パフェの「完全」という意味がカギ
パフェの由来を理解するうえで欠かせないのが、「完全」というキーワードです。パフェ(parfait)はフランス語で「完全な」という意味を持ちます。
parfait は「欠けたところがない」「申し分ない」という意味合いで使われる形容詞です。英語の perfect とは、どちらもラテン語の同じ語にさかのぼる関係です。日本語でいえば「パーフェクト」にあたる言葉だといえます。
この「完全」という言葉が、6月28日という日付の選定に深く関わっています。次の章で、その意外なつながりを見ていきましょう。

なぜ6月28日なの?由来となった3つの説
結論から言うと、パフェの日が6月28日になった最大の理由は「野球の完全試合」にあります。それに加えて、数字や季節にまつわる補足的な説も知られています。ここでは主説と補足説を整理して紹介します。
3つの説は、野球・数字・季節という別々の角度から6月28日を説明するものです。互いに打ち消し合う関係ではないため、話す相手や場面によって使いやすい説を選ぶことができます。
主説:1950年の「完全試合」+仏語parfait=完全
もっともよく知られているのが、プロ野球の完全試合に由来するという説です。1950年6月28日、巨人の藤本英雄投手が、日本プロ野球史上はじめての完全試合(パーフェクトゲーム)を達成しました。
この試合の舞台は青森市営球場で、相手は当時パ・リーグに所属していた西日本パイレーツでした。藤本投手は打者27人を相手に、安打も四球もエラーも許さず、走者を一人も出さないまま試合を終えています。
完全試合は、ノーヒットノーランよりも条件が厳しい記録です。安打を打たれないだけでなく、四球や失策による出塁も一切許してはならないため、味方の守備までそろって初めて成立します。
完全試合は英語で「パーフェクトゲーム」。一方、パフェはフランス語で「完全な」を意味する「パルフェ(parfait)」に由来します。「完全試合」と「完全なお菓子」という共通点から、この日がパフェの日に選ばれたとされています。
ポイント:パフェ=フランス語で「完全」。1950年6月28日に達成された日本初の「完全試合」と意味が重なることが、パフェの日の最大の由来です。
補足説:完全数「6」と「28」
数字に注目した説もあります。数学には「完全数」と呼ばれる特別な数があり、その最初の2つが「6」と「28」です。
完全数とは、その数自身を除いた約数をすべて足すと、もとの数に等しくなる数のことです。6は1+2+3=6、28は1+2+4+7+14=28となり、どちらも条件を満たします。「6月28日」という日付が、奇しくも完全数の組み合わせになっている点も、パフェ=「完全」とつながると語られています。
完全数は数そのものが少なく、6と28の次は496、さらにその次は8128と一気に間隔が開きます。日付として使える範囲におさまる完全数は6と28だけなので、その2つが並ぶ6月28日は数字の面でも覚えやすい日付です。
補足説:メロンなど初夏の果物が出回る季節
季節の事情を理由とする説もあります。6月はメロンをはじめ、パフェによく使われる初夏の果物が出回る時期です。
6月下旬に旬を迎える果物には、メロンのほかにさくらんぼがあります。桃やブルーベリーも店頭に並びはじめます。ハウス栽培から露地栽培のものへ切りかわり、果物売り場の顔ぶれが一気に夏らしくなる時期です。
メロンには果肉が赤いものと緑のものがあり、切り口の色で一皿の印象が変わります。さくらんぼやブルーベリーは粒の形をそのまま生かせるので、初夏の果物はパフェと相性がよい顔ぶれといえます。
旬のフルーツがそろう季節に記念日を置くことで、よりおいしいパフェを楽しめる、という発想です。あくまで補足的な説ですが、季節と食を結びつける見方として親しまれています。
知っておくと話したくなるパフェの豆知識
パフェの日をより楽しむために、知っておくと会話で役立つ豆知識を紹介します。「パフェとサンデーって何が違うの?」という素朴な疑問にも触れていきます。
名前の成り立ちや似たスイーツとの関係を知っておくと、メニューを眺めるときの見方が変わります。専門店では主役の果物が季節ごとに入れかわるため、同じ店でも訪れる時期によって印象が大きく違ってきます。
日本のメニューでは「〇〇パフェ」と果物やお菓子の名前を組み合わせる書き方が一般的で、中身の主役がそのまま呼び名になります。
パフェとサンデーの違い
パフェとよく似たスイーツに「サンデー」があります。どちらもアイスクリームを使った冷たいデザートですが、一般的には器の形や盛り付けに違いがあるとされます。
背の高い細長いグラスに、アイスやフルーツ、生クリーム、コーンフレークなどを層になるように盛りつけたものがパフェと呼ばれることが多いです。一方サンデーは、浅めの器に盛られるシンプルなスタイルが一般的です。ただし明確な定義があるわけではなく、お店によって呼び方は異なります。

言われてみると、たしかに背の高いグラスのものを「パフェ」って呼んでいる気がします。
生まれた場所も違います。サンデーはアメリカ生まれの冷たいデザートで、英語の綴りは「sundae」です。日曜日(Sunday)に売られていたことが名前の由来という説が知られていますが、確かなことは分かっていません。
フランス生まれの言葉を引き継いだパフェと、アメリカで広まったサンデー。出発点が異なるぶん、器の高さや層の重ね方といった見た目の作法にも差が出たと説明されることがあります。
冷たいスイーツの呼び分けで迷うのは、パフェとサンデーだけではありません。イタリア生まれのジェラートと、日本で売られているアイスクリームの間にはどんな線引きがあるのでしょうか。


「パフェ」の語源と日本での広まり
前述のとおり、パフェの語源はフランス語の「parfait(パルフェ)=完全な」です。本場フランスのパルフェは、もともと凍らせた冷菓を指す言葉でした。
フランスでパルフェといえば、卵黄と生クリームを合わせて凍らせたお菓子を指し、型で固めてから切り分けて皿に盛るのが基本の形です。グラスに重ねて上から食べていく日本のパフェとは、見た目も食べ方も別のお菓子だと考えたほうが近いといえます。
日本では、アイスクリームやフルーツ、生クリームなどを華やかに盛りつけたスイーツとして広まりました。喫茶店文化の広がりとともに親しまれ、いまではカフェやレストランの定番メニューとして定着しています。
いつごろから一般的になったのかは資料によって説明が異なりますが、街に喫茶店が増えていった時期と重なるとみられています。果物専門店のパーラーでも看板メニューとして扱われ、外で味わうごちそうという位置づけが定着していきました。
なお parfait はお菓子だけを指す言葉ではなく、フランス語では日常会話でも「完璧だ」という意味で使われます。同じ綴りでも国が変われば思い浮かぶ一皿が違うのは、この言葉の面白いところです。
パフェの日の楽しみ方
パフェの日は、特別なことをしなくても気軽に楽しめます。お店で味わうのはもちろん、おうちで手軽に作るのもおすすめです。季節のフルーツを取り入れて、自分だけのパフェを楽しんでみましょう。
一人でゆっくり味わうのも、家族で取り分けながらにぎやかに食べるのも、どちらもこの日らしい過ごし方です。ボリュームが気になるなら、ミニサイズやハーフサイズを選べば気軽に楽しめます。
その年の6月28日が平日にあたるか休日にあたるかで、無理のない過ごし方も変わります。予定が合わなければ前後の週末にずらしても、記念日を楽しむ趣旨は変わりません。
お店の限定パフェ・割引を楽しむ
パフェの日にあわせて、新作や限定パフェを用意するお店もあります。記念日にちなんだ割引やキャンペーンが行われることもあるため、気になるカフェの情報をチェックしてみるのもよいでしょう。
限定メニューを出すかどうかは店舗ごとに異なり、毎年必ず実施されるとは限りません。公式サイトやSNSの告知は当日の数日前に出ることが多いので、前の週から目を通しておくと当日の動きを決めやすくなります。
人気店は6月下旬の週末に混み合うことがあります。予約を受け付けているか、席に時間制限があるかを先に確かめておくと、当日あわてずにすみます。
外食の予定が立てられない年もあります。6月下旬はテイクアウトのカップデザートやコンビニのスイーツにも、旬の果物を使った商品が並びます。売り場をのぞくだけでも、記念日らしい一品が見つかります。
値段は器の大きさや使う果物で幅が出るため、メニューの写真だけでなく説明書きも読んでおくと選びやすくなります。
普段は頼まないような豪華なパフェに挑戦してみるのも、記念日らしい楽しみ方です。旬のフルーツを使った季節限定メニューがあれば、6月ならではの味を堪能できます。
おうちパフェを手軽に作るコツ
おうちでも、市販のアイスやフルーツを使えば手軽にパフェが作れます。難しい技術は不要で、盛りつけ方を工夫するだけでぐっと華やかになります。
背の高い透明なグラスを選ぶと、層が見えてパフェらしく仕上がります。
口が広いものより細長いもののほうが、横から見たときに層の境目がはっきり出ます。
コーンフレークやゼリーを底に入れ、アイス、フルーツ、生クリームと順番に重ねていきます。
一段ごとにスプーンの背で表面を平らにならしてから次を重ねると、境目の線がまっすぐそろいます。
いちばん上にフルーツやミントを飾ると、見た目が一気に華やかになります。
旬のメロンやさくらんぼなど、6月に出回るフルーツを取り入れると、季節感のあるパフェになります。家族で盛りつけを楽しむのも、記念日ならではの過ごし方です。
フルーツは大きさをそろえて切ると、グラスの中で層がきれいに並びます。アイスは盛りつけの最後にのせると、作業中に溶けて形がくずれる心配がありません。
材料が余ったら、翌朝ヨーグルトに添えるだけでも無駄になりません。切った果物は水分が出やすいので、その日のうちに食べきる前提で用意しておくと安心です。
市販のアイスは1カップを2つのグラスに分ければ、量を控えめにしたまま2人分が用意できます。底にコーンフレークを敷いておくと、かさが出るので見た目のボリュームも保てます。
お菓子にちなんだ記念日は、ほかの季節にもあります。9月28日は、グー(9)・チョキ(2)・パー(8)の語呂合わせから生まれた「まけんグミの日」です。


よくある質問
- パフェの日は毎年同じ日ですか?
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はい。パフェの日は毎年6月28日で固定されており、年によって日付がかわることはありません。
- パフェの日は誰が決めたのですか?
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パフェの愛好家によって制定されたとされる記念日です。パフェのおいしさや美しさ、組み合わせの豊かさを多くの人と楽しむことを目的としています。
- なぜパフェと野球が関係あるのですか?
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1950年6月28日に日本初の「完全試合(パーフェクトゲーム)」が達成され、フランス語で「完全」を意味するパフェ(parfait)と意味が重なることが由来とされています。
- パフェの日とゼリーの日(7月14日)はどう違うのですか?
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日付も決まり方も別々の記念日です。ゼリーの日は7月14日で、ゼラチンの業界団体がフランスの祝日にちなんで定めました。一方のパフェの日は6月28日で、日本で達成された記録と言葉の意味の重なりから日付が選ばれた点に違いがあります。
- 1950年の完全試合を達成した投手は誰ですか?
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当時、巨人に所属していた藤本英雄投手です。この一戦が日本プロ野球で最初の完全試合として記録され、以後もこの記録は野球史に残る快挙として扱われています。2022年には佐々木朗希投手が史上最年少で達成し、あらためて注目を集めました。
ゼリーの日が7月14日に決まったのは、パフェの日とはまったく別の理由からです。フランスの祝日が、なぜ日本のゼリーの記念日と結びついたのでしょうか。


まとめ:6月28日はパフェで「完全」な一日を
パフェの日は毎年6月28日。その由来には、1950年に達成された日本初の完全試合と、フランス語で「完全」を意味するパフェのつながりがありました。完全数の「6」と「28」や、初夏のフルーツが出回る季節という補足説も、記念日に彩りを添えています。
日付を忘れそうなときは、約数を足すともとの数に戻る2つの数、6と28の並びで覚えておくと思い出しやすくなります。野球の記録から名前の成り立ちまで、話題の入り口がいくつもあるのがこの記念日の面白いところです。
この記事のまとめ
- パフェの日は毎年6月28日
- 主な由来は「完全試合」と仏語parfait=「完全」のつながり
- 完全数「6・28」や初夏のフルーツの旬も補足説として有名
- サンデーとは器の形が異なり、生まれた国もフランスとアメリカで分かれる
- フランスのパルフェは型で固める冷菓で、グラス盛りの日本のパフェとは別物
- お店の限定メニューは実施の有無が店舗ごとに違うので事前確認が安心
由来を知ったうえで味わうパフェは、いつもより少し特別に感じられるはずです。6月28日はお気に入りのパフェで、「完全」なごほうびの一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

























