スヌーピーの日はいつ?8月10日と10月2日の由来の違い

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「スヌーピーの日って、いつだったかな」と調べてみると、8月10日と書かれたページもあれば、10月2日と書かれたページもあって迷ってしまいますよね。じつはどちらも間違いではなく、それぞれに別の由来があります。

この記事では、スヌーピーの日が2つある理由と、それぞれの日付の由来、スヌーピーの名前や誕生にまつわる豆知識、当日の楽しみ方までをまとめました。読み終えるころには、どちらの日にお祝いすればよいかがすっきり整理できます。

日本記念日協会に登録されている「スヌーピーの日」は8月10日です。スヌーピーの誕生日にちなんでいます。一方の10月2日は、スヌーピーが登場する漫画『ピーナッツ』の連載が始まった日として親しまれています。

目次

スヌーピーの日はいつ?8月10日と10月2日の2つがある

スヌーピーの日は、毎年8月10日です。記念日として正式に登録されているのはこちらで、日付は毎年変わりません。ただ、10月2日を「スヌーピーの日」と紹介するカレンダーやサイトも多く、さらに10月4日を記念日のように扱う声もあります。まずは3つの日付の違いを整理しておきましょう。

スヌーピーの日そのものは休日ではありませんが、8月10日は山の日(8月11日)の前日にあたるため、曜日の並びによっては土日と合わせた3連休の一日になります。10月2日と10月4日は、10月の祝日であるスポーツの日(第2月曜日)より前にくるので、祝日と重なることはありません。連休とかかわりが出てくる日付は、3つのうち8月10日だけです。

8月10日は「スヌーピーの誕生日」にちなむ記念日

8月10日は、スヌーピーの誕生日です。1968年8月10日付の新聞に載ったコミックで、チャーリー・ブラウンたちがスヌーピーの誕生日を祝うお話が描かれたことが始まりとされています。

この誕生日にちなんで制定され、一般社団法人日本記念日協会に登録されたのが「スヌーピーの日」です。ファンのあいだでも、8月10日はスヌーピーのお誕生日をお祝いする日として定着しています。

10月2日は『ピーナッツ』の連載が始まった日

10月2日は、スヌーピーやチャーリー・ブラウンが登場する漫画『ピーナッツ(PEANUTS)』が、アメリカの新聞で連載を始めた日です。1950年のこの日に第1回が掲載されました。

スヌーピーが生まれた作品の「誕生日」ともいえる日なので、10月2日を「スヌーピーの日」と呼ぶ紹介も広まっています。記念日協会への登録とは別に、作品の節目の日として親しまれていると考えるとわかりやすいでしょう。

10月4日は「スヌーピー初登場の日」

さらにややこしいのが10月4日です。じつはスヌーピーは連載の第1回には登場しておらず、初めて漫画に描かれたのは連載3日目にあたる1950年10月4日でした。そのため、10月4日を「スヌーピーが初めて登場した日」として紹介することもあります。3つの日付をまとめると、次のとおりです。

日付何の日か由来となったできごと
8月10日スヌーピーの日(記念日協会に登録)1968年のコミックでスヌーピーの誕生日が描かれた
10月2日『ピーナッツ』連載開始の日1950年に新聞で連載がスタートした
10月4日スヌーピー初登場の日連載3日目にスヌーピーが初めて描かれた

お祝いするなら「誕生日なら8月10日、作品の記念日なら10月2日」と覚えておくと迷いません。

8月10日がスヌーピーの日になった由来

8月10日がスヌーピーの日になったのは、コミックの中で描かれた誕生日がもとになっています。そこに日本での映画公開が重なり、記念日として登録されました。2つのできごとを順に見ていきます。

もとになった誕生日は、作品の権利を管理するピーナッツ・ワールドワイドと、チャールズ・M・シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツが公認する日付と紹介されています。記念日の登録でも、この公認の誕生日がそのまま日付として採用されました。

1968年の新聞コミックで誕生日が描かれた

『ピーナッツ』は1950年から続く長期連載ですが、スヌーピーの誕生日がはっきり描かれたのは連載開始から18年たった1968年のことです。8月10日付のコミックで、仲間たちがスヌーピーの誕生日をお祝いする場面が登場しました。

それ以降、8月10日はスヌーピーの誕生日として扱われるようになります。キャラクターの誕生日は作品の設定から決まることが多く、スヌーピーの場合もコミックそのものが根拠になっているのが特徴です。

ちなみにスヌーピーは「デイジー・ヒル子犬園」という場所で生まれたという設定で、作中には兄弟や姉妹も登場します。誕生日のお話をきっかけに、こうした生い立ちを知るのも楽しいものです。

2015年の映画公開をきっかけに記念日として登録

8月10日が記念日として登録されたのは2015年です。3DCGアニメーション映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』の日本公開(2015年12月4日)に合わせ、配給会社の20世紀フォックス映画がPRを目的に制定し、日本記念日協会に登録されました。

つまり、日付の根拠は1968年のコミック、記念日としての出発点は2015年の映画、という二段構えになっています。誕生日自体は半世紀以上前から知られていましたが、「スヌーピーの日」という呼び名が記念日として定まったのは比較的新しいのです。

8月10日のスヌーピーの日のポイント

  • 日付の根拠:1968年8月10日付のコミックで誕生日が描かれた
  • 制定のきっかけ:2015年公開の映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
  • 制定した会社:20世紀フォックス映画
  • 登録先:一般社団法人日本記念日協会

10月2日の由来|1950年に始まった『ピーナッツ』

10月2日は、スヌーピーの物語そのものが始まった日です。作者チャールズ・M・シュルツが描いた『ピーナッツ』は、ここから約50年にわたって新聞に載り続けました。連載の始まりと、スヌーピーの登場のしかたを見てみましょう。

『ピーナッツ』の周年は、この1950年10月2日を起点に数えます。75周年にあたった2025年には、ピーナッツ・ワールドワイドが1年を通じた記念企画を展開しました。次の大きな節目となる80周年は、2030年の10月2日に迎えます。

新聞7紙から始まった連載

『ピーナッツ』の連載は、1950年10月2日にアメリカの新聞7紙でスタートしました。新聞の片隅に載る、数コマの短い漫画です。第1回には、のちに主人公として知られるチャーリー・ブラウンが登場しています。

始まりは小さな連載でしたが、子どもたちの何気ない会話の中に大人もはっとする言葉がちりばめられた作風が評判を呼び、掲載紙は世界中へ広がっていきました。日本でも翻訳版が出版され、世代を超えて読まれています。

朝のテーブルに広げられた古い英字新聞のコミック欄と、そばに置かれたコーヒーカップ。キャラクターや文字は描かず、紙面はぼかした抽象的な模様で表現した、落ち着いた色調の写真風イメージ

スヌーピーは連載3日目に登場した

スヌーピーが初めて描かれたのは、連載3日目の1950年10月4日です。ただし当時のスヌーピーは、今の姿とはかなり違っていました。4本足で歩く小さな子犬で、言葉も話さない「近所の犬」という役どころだったのです。

連載が進むにつれて、スヌーピーは2本足で立ち、心の中のつぶやきを吹き出しで語るようになります。犬小屋の屋根の上で寝そべったり、空想の世界で大活躍したりする姿は、こうした変化の積み重ねから生まれました。初期と後期の絵を見比べると、同じキャラクターとは思えないほど印象が変わっています。

作者シュルツが描き続けた約50年

『ピーナッツ』の大きな特徴は、作者のシュルツがほぼ一人で描き続けたことです。連載は2000年まで続き、描かれたコミックは1万7,000本を超えるとされています。シュルツは2000年2月に亡くなり、その翌日に最後の日曜版が掲載されました。

半世紀にわたる連載の始まりの日が10月2日です。8月10日がスヌーピー個人の誕生日なら、10月2日は仲間たちとの物語全体の誕生日といえます。漫画にちなむ記念日はほかにもあり、日付の決まり方を比べてみるとおもしろい発見があります。

スヌーピーの名前と誕生にまつわる豆知識

スヌーピーという名前には、作者シュルツの家族の思い出が関わっています。モデルになった犬の存在とあわせて知ると、キャラクターがぐっと身近に感じられるはずです。

名前があるのは、スヌーピー本人だけではありません。コミックには、姉妹のベルや兄弟のマーブルズ、オラフといったきょうだいも顔を出します。1991年にアメリカで放送されたテレビアニメ『Snoopy’s Reunion』では、スヌーピーを含めた8匹のビーグルが、同じ子犬園で生まれたきょうだいとして描かれました。

最初の候補は「スニッフィー」だった

シュルツは当初、この犬に「スニッフィー(Sniffy)」という名前をつけるつもりでした。ところが、その名前はすでに別の漫画で使われていたため、変更することになります。

そこで思い出したのが、亡くなった母親が生前に話していた「次に犬を飼うことがあったら、スヌーピーという名前にしましょう」という言葉でした。こうして、作者の家族の思い出が込められた「スヌーピー」という名前が生まれました。作中で名前が初めて出てくるのは、初登場から1か月ほどたった1950年11月のことです。

「snoop(嗅ぎ回る)」に込められた意味

英語の「snoop」には、こそこそ嗅ぎ回る、のぞき回る、といった意味があります。においを頼りにあちこち探り回る犬の姿にぴったりの言葉です。

英語には「snoopy」という形容詞もあり、「詮索好きな」「のぞき見したがる」という意味で使われます。キャラクター名と同じつづりの語が、ふつうの英単語として辞書に載っているのです。

スヌーピーはビーグルという犬種で、もともと嗅覚を生かして狩りを手伝ってきた猟犬です。好奇心旺盛でいろいろなことに首を突っ込む作中のスヌーピーの性格とも重なり、名前と犬種とキャラクターがうまく結びついています。

モデルはシュルツが子どものころの飼い犬

スヌーピーのモデルになったのは、シュルツが子どものころに飼っていた「スパイク」という犬です。白い体に黒い模様のある雑種で、黒い耳や体の模様はスヌーピーの姿にも受け継がれています。

このスパイクの名前は、のちに作中でスヌーピーの兄弟の名前としても使われました。砂漠で暮らすやせっぽちの犬として描かれるスパイクは、作者の思い出の犬への敬意が感じられるキャラクターです。

スヌーピーの相棒として知られる黄色い小鳥「ウッドストック」も、連載の途中から加わったキャラクターです。名前は1969年の音楽フェスティバルにちなむとされ、作品が時代とともに育ってきたことがうかがえます。

スヌーピーの日の楽しみ方

スヌーピーの日は、特別な準備がなくても楽しめます。作品にふれる、出かける、お祝いする、の3つの方向から、取り入れやすいアイデアを紹介します。8月10日と10月2日のどちらに合わせてもかまいません。

ほかに、1日に絞らず、10月2日から10月4日までを続けて楽しむ方法もあります。連載の第1回からスヌーピーの初登場までにあたる3日間なので、作品の始まりをたどる期間として過ごせます。週末と重なる年なら、出かける日と家でゆっくり過ごす日を分けることもできます。

(1) コミックを読み返す

いちばん手軽なのは、原作のコミックを読むことです。グッズやアニメでスヌーピーを知っている人でも、新聞連載の短い漫画をまとめて読むと、キャラクターの印象が変わることがあります。

日本語版では、詩人の谷川俊太郎さんが長く翻訳を手がけてきました。河出書房新社からは、50年分の作品を年代順に収めた『完全版 ピーナッツ全集』も刊行されています。10月2日に合わせて連載初期の巻を開き、4本足の子犬だったころのスヌーピーを探してみるのもおすすめです。

(2) スヌーピーミュージアムや記念イベントをチェックする

東京都町田市の南町田グランベリーパークには、スヌーピーミュージアムがあります。原画や貴重な資料の展示に加え、季節ごとの企画展も行われています。

8月10日の誕生日や10月2日の連載開始日の前後には、グリーティングや限定グッズなどの企画が組まれることもあります。ただし内容は毎年変わるので、出かける前に公式サイトや公式SNSで最新の情報を確かめておきましょう。

ミュージアムや各地のイベントは、日時指定の入場券が必要な場合や、記念日当日に混雑する場合があります。予定を立てるときは、公式の案内で入場方法と開催日を確認しておくと安心です。

(3) 家族や友人と誕生日をお祝いする

8月10日なら、家でスヌーピーのお誕生日会を開くのも楽しい過ごし方です。手持ちのぬいぐるみやグッズを飾り、ケーキやクッキーを用意するだけでも、ちょっとしたお祝いの雰囲気になります。

子どもと一緒なら、お気に入りのキャラクターの絵を描いたり、作中に出てくる仲間の名前を言い合ったりするのもよいでしょう。SNSで写真を共有すれば、同じ日にお祝いしているファンとつながるきっかけにもなります。

テーブルの上に置かれた小さな誕生日ケーキと紙の三角帽子、カラフルな風船。キャラクターや文字は描かない、やわらかい自然光の落ち着いた写真風イメージ

8月10日・10月2日はほかにもある記念日

スヌーピーの日にあたる8月10日と10月2日には、ほかにもさまざまな記念日が重なっています。語呂合わせで決まった日と、できごとにちなむ日が混ざっているので、由来の違いに注目してみてください。

日本の記念日には企業や団体が定めたものが多くありますが、国連が定める国際デーが重なる日もあり、10月2日がその一例です。インド独立運動の指導者ガンジーが1869年10月2日に生まれたことにちなむ「国際非暴力デー」で、2007年の国連総会で制定されました。非暴力の考え方を、教育や啓発を通じて広めることを目的にした日です。

8月10日の記念日

8月10日は「8・10」の読み方を生かした記念日が多い日です。「ハー(8)ト(10)」でハートの日、「や(8)きと(10)り」で焼き鳥の日、「ハッ(8)ト(10)」で帽子の日といった具合に、同じ数字からまったく違う記念日が生まれています。

語呂合わせの記念日が並ぶなかで、スヌーピーの日はコミックの設定に由来する珍しいタイプです。同じ日の記念日を合わせて知っておくと、8月10日の話題がさらに広がります。

10月2日の記念日

10月2日は、「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせから豆腐の日とされています。また、1608年のこの日にオランダの眼鏡職人が望遠鏡の特許を申請したことにちなんで、望遠鏡の日ともいわれます。

10月はスポーツの日や十三夜、ハロウィンなど行事の多い月です。スヌーピーの日をきっかけに、10月のほかの行事や記念日もあわせてチェックしてみてください。

動物にちなむ記念日には、2月22日の猫の日のように、鳴き声の語呂合わせで決まったものもあります。キャラクターの誕生日から決まったスヌーピーの日と比べると、記念日の決まり方の幅広さがよくわかります。

スヌーピーの日についてよくある質問

スヌーピーの日は8月10日と10月2日のどちらが正しいのですか?

日本記念日協会に登録されているのは8月10日です。スヌーピーの誕生日にちなんでいます。10月2日は『ピーナッツ』の連載が始まった日で、作品の記念日として「スヌーピーの日」と紹介されることがあります。

スヌーピーの誕生日はいつですか?

8月10日です。1968年8月10日付の新聞コミックで、仲間たちがスヌーピーの誕生日を祝うお話が描かれたことが由来です。

スヌーピーが初めて登場したのはいつですか?

1950年10月4日です。『ピーナッツ』の連載が始まった10月2日から数えて3日目のコミックに、4本足の子犬として初めて描かれました。

スヌーピーの犬種は何ですか?

ビーグルです。嗅覚にすぐれた猟犬として知られる犬種で、名前の由来になった英語の「snoop(嗅ぎ回る)」ともよく合っています。

スヌーピーの日は祝日ですか?

祝日ではありません。8月10日も10月2日も民間の記念日なので、学校や会社が休みになることはありません。

まとめ

スヌーピーの日は、記念日協会に登録された8月10日と、作品の記念日として親しまれる10月2日の2つがあります。8月10日は1968年のコミックで描かれたスヌーピーの誕生日、10月2日は1950年に『ピーナッツ』の連載が始まった日です。さらに10月4日は、スヌーピーが初めて漫画に登場した日にあたります。

名前の由来や、4本足の子犬から始まった姿の移り変わりを知ってからコミックを読み返すと、いつもとは違った楽しみ方ができます。ミュージアムや記念イベントに出かけるなら、公式サイトで最新の情報を確かめてから計画を立ててみてください。

年に2回あるスヌーピーの日は、スヌーピーと仲間たちの物語にふれるよいきっかけです。好きな日に合わせて、コミックやイベントを楽しんでみてください。

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